土〜日にかけて、オデッセイ師宅で戦国群雄伝の会がありました。
まず、土曜の夕方からM次氏を相手に鎮西軍記・関白動座をプレイ。M次氏は初プレイで、豊臣方を担当。
序盤、兵力を秋月と宇都宮に分散したた豊臣方は豊前、筑前の平定に手間取ります。その間に島津軍は豊後−豊前の国境を固め、丹生島城を囲みますが、大友宗麟の守りは硬く、耐久力はなかなか下がりません。
一度は竜王城付近で突出した宇喜多秀家に痛打を与え、武将一人を除去する戦果も挙げましたが、秀長の来着とともに島津軍は豊後を引き払い日向方面へ後退します。
肥後方面は毛利軍が先陣、秀吉後詰めで着々と前進してきました。しかし、島原半島制圧作戦が行われなかったため、有馬軍がずっと島津方に残っており、八代−水俣間の撤退戦で大いに活躍しました。
出水城の包囲を確認した秀吉は大隅を回り込んで佐土原を目指しますが、前回の失敗に懲りて今回は安全な後退ラインを設定することができ、最終ターンに佐土原城の上にいる義弘、家久と城内で待機している義久をすべて撃破するのは無理になったので、終了しました。
日曜日の午後から、M次氏と長元記で三連戦。
シナリオ1土佐の出来人では長宗我部氏を担当。安芸方は一条氏を投入して背後を伺いますが、これに応じて元親本隊を反転させ一条氏に向かわせます。これを見た安芸国虎が前進してきますが、すかさず元親隊を再度反転させ、桑名隊で安芸氏の連絡線を切った上で合戦を挑み、勝利しました。
シナリオ2土佐軍記では一条氏を担当。最初から西園寺軍も投入し、四万十川を越えて土佐領に入りますが、すぐに長宗我部軍も到着して全てを失って逃げ戻るか、合戦を挑むかの選択になります。幸い、長宗我部元親隊単独だったののでわずかな兵力の優越を頼みに合戦に持ち込んだのですが、ダイスの出目が圧倒的に悪く(自分1、相手6が二回も・・・)敗北しました。
シナリオ3天魔王襲来では織田方を担当。長宗我部軍は主力を伊予方面に派遣して機動力の劣る河野氏を攻めてきます。しかし、織田軍の進撃が予想以上に早かったらしく、白地城を囲まれたところで慌てて元親本隊を戻してきます。白地城の包囲は解かれ、両軍睨み合いの情勢で、織田軍の信孝隊、丹羽隊はそれぞれ長宗我部方の城を包囲。長宗我部側は信孝を捕捉して合戦を挑むつもりだったようですが、不用意にも、丹羽長秀と十河存保の隣接ヘックスへ移動していまい、合戦を挑んで敗北に追い込みました。
奇しくも3回とも合戦で決着するという群雄伝には珍しい展開でした。シナリオ1と2はいずれも小規模なシナリオで劣勢な側は勝機を得るためには合戦を挑まざるを得ないようになっていますので、必然の展開かもしれませんが。
シナリオ3は仮想シナリオですが、ゲームバランス的に優れていると聞いていたので期待していました。今回は長宗我部方の戦略が不徹底だった上に移動ミスもあったので、一方的な結果になりましたが、慎重に行動すれば面白そうなシナリオでした。
残り3シナリオも機会をみつけてプレイしたいものです。
そのあと、私との対戦を見ていて腕を鳴らしていたオデッセイ師とM次氏とで大友十字軍がプレイされました。M次氏が大友軍を選び、オデッセイ師が島津軍でした。
大友軍は高城を攻撃しますが、戦果を得られなかったようで島津軍主力が到着して叩き合いになり大きな損害を受けて日向北部まで後退、加点する見込みがなくなったので投了していました。
なお、私が到着する前、金曜日の夜にもオデッセイ師とM次氏とで沖田畷の戦いがプレイされていたようで、島津軍を担当したオデッセイ師が大胆な兵力展開で龍造寺軍を翻弄して勝利を納めていたそうです。
なにはともあれ、群雄伝三昧で楽しい週末でした。
2008年03月30日
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ウラヤマシス('・ω・`)
長元記>Sideway-Shuffleの市川氏以外でプレイされたなんて初めてみましたw
シナリオ1・2とも選択肢としての他家勢力ユニット使用ですか?流石ですね。
対安芸氏戦では、兵力は同等で東西から挟撃される形になり内線の長宗我部対外線の安芸・一条と言った状態になりますので、結構楽しい展開になるのではないでしょうか?
長宗我部勢には、辛うじてそれを乗り切れるだけの機動力はあるので(と言っても「1」差ですがw)、プレイでも機動防御っぽい展開になっているのが興味深いです。
やはり安芸城攻略シナリオも、渡川シナリオも、アンヒストリカル設定(失点覚悟の特別増援導入)を使用しないとゲーム(としての)バランスは悪いようですねえ・・・(増援ルールの存在しない中富川原シナリオは、もっと酷いものと思われますw)
一方、シナリオ2は、特別ルールの4番を読み誤っていて(得点にならないと思っていて)西園寺軍の兵力がないと勝てないと言う判断でした。ただで落ちてくる得点(城)があるなら、その城を守りきることで勝つチャンスがあるかもしれません。ただ、別ルートから伊予に逆侵攻され、連絡線を遮断される危険性が生じますが。
両方とも、当日いきなり読み込んで一回やっただけなので、もう少し作戦を検討する余地はあると思います。