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2015年10月17日

銀河英雄伝説外伝(TSS)

「銀河英雄伝説外伝」はツクダの銀英伝艦隊戦システムで外伝1巻の戦いを再現する錦大帝さん作の同人ゲーム(2006年発行、プレイにはツクダ版のリップシュタット戦役以降のルール、チャート、マップが必要)。第三次ティアマト会戦と第四次ティアマト会戦の二つのシナリオが含まれる。アニメの予定が発表されたり、新しい漫画連載が始まったりして盛り上がっているので久々に取り出してみた。

第三次ティアマト会戦はラインハルト・フォン・ミューゼル中将(当時)が初めて艦隊規模の戦力を指揮し、同盟軍の自称未来の帝国遠征軍司令官ホーランド中将を打ち破った戦い。同盟軍はビュコック、ウランフ、ホーランドの各中将が指揮する三個艦隊。特別ルールの分を含むとチットは、3、2、4枚(ホーランドは最終的にはチット2枚に減る)だが、先任順位を無視したホーランドの独断専行を反映し、他の二個艦隊は第5ターンから活性化する。総戦力42ユニット。
対する帝国軍は宇宙艦隊司令長官ミュッケンベルガー元帥以下、ゼークト大将、ミューゼル、シュターデン、フォーゲル各中将の5個艦隊。チットは2、1、4、2、1枚。こちらもミュッケンベルガーは第2ターンから、ミューゼルは第5ターンからの活性化となっている。総戦力46ユニット。
151017a.jpg

第1ターン、ホーランドはまっすぐ前進して両翼から圧迫されることを嫌い、帝国軍左翼のフォーゲル艦隊を狙い転進する。しかし、シュターデンのチットが二枚連続で出て最後尾に取り付かれ、いきなり2ステップの損耗。やむなくシュターデン艦隊から始末しようと反転したところでターン終了。
チット:ホーランド(固定)、シュターデン、シュターデン、ホーランド
151017b.jpg

第2ターン、ホーランドが本領を発揮し、シュターデン艦隊4ユニット、ゼークト艦隊3ユニットを相次いで除去。しかし、シュターデンは最初の指揮チェックをパス。行動を開始したミュッケンベルガーは素早く艦隊を前に送り込む。
チット:ホーランド(選択)、ゼークト、ミュッケンベルガー、ホーランド(先覚者的戦術)、ホーランド、ホーランド(先覚者的戦術)、ミュッケンベルガー、フォーゲル、シュターデン、シュターデン
151017c.jpg

第3ターン、先覚者的戦術1枚減少。ホーランドは最初に出た1枚きりで効果的な追い打ちができず、シュターデンに逃げられる。
チット:ホーランド、シュターデン、シュターデン、ミュッケンベルガー、フォーゲル
151017d.jpg

第4ターン、ミュッケンベルガーが献身的に戦いゼークトも危機を脱する。
チット:ホーランド、フォーゲル、ミュッケンベルガー、ホーランド、シュターデン、ゼークト
151017e.jpg

第5ターン、ようやく全軍が動き出す。先覚者的戦術1枚減少。ラインハルトは行動が早すぎ、他の帝国艦隊が邪魔になってうまく前方に展開できない。
チット:ミュッケンベルガー、シュターデン、ラインハルト、ラインハルト、ラインハルト、ラインハルト、ウランフ、ウランフ、ミュッケンベルガー、ビュコック、ゼークト、ホーランド、フォーゲル、シュターデン
151017f.jpg

第6ターン、ホーランドの運動能力が限界に達し2ユニットを除去されるが、ウランフ、ビュコックが完全に前線を支えたため決定的な破滅は免れた。ビュコックの老練な攻撃によってミューゼル艦隊は損耗を出す。
チット:ゼークト、ビュコック、ラインハルト、ラインハルト、ビュコック、ラインハルト、ラインハルト、ウランフ、ビュコック、ミュッケンベルガー、ミュッケンベルガー、ホーランド、ウランフ
151017g.jpg

第7ターン、前進しすぎた同盟軍第十艦隊の左翼を撃破したラインハルトは、旗艦タンホイザーを前進させてウランフ提督の旗艦バン・グゥを半包囲する。先制射撃に耐えたウランフ艦隊が応射した一弾は戦艦タンホイザーのミサイル発射口に飛び込んだ(ピンゾロ)。ラインハルト、キルヒアイス、それにどうでもいい人ノルデン参謀長も負傷し、ミューゼル艦隊の指揮は無名の代理指揮官(3-3-5)が引き継いだ。
チット:ラインハルト、ラインハルト、ミュッケンベルガー、ビュコック、ホーランド、シュターデン、ホーランド、フォーゲル、ミュッケンベルガー、ラインハルト、ビュコック、シュターデン、ラインハルト
151017h.jpg

第8ターン、ラインハルトの長大な指揮範囲に頼って散開していたミューゼル艦隊の過半数は指揮範囲外となり、ビュコック、ウランフの猛攻によって大いに損耗する。しかし、両軍とも決定的な戦果は挙げられぬまま会戦は打ち切られる。ミューゼル中将は昇進の機会を逃し、この後の歴史の流れは大きく捻じ曲げられることになる。
チット:ウランフ、ゼークト、シュターデン、ホーランド、ビュコック、ミュッケンベルガー、ミュッケンベルガー、代理(旧ラインハルト)、ビュコック、シュターデン、ウランフ、フォーゲル
151017i.jpg

援護がないのと次第に運動量が下がっていくのがわかっているのでホーランド艦隊を慎重に動かしすぎたかもしれない。原作の展開上仕方がないのだが、ツクダから発売されたボックスゲームは極端に大きなシナリオか1対1のような小さなシナリオかに二極化されているので手頃な中規模の艦隊戦のシナリオはありがたい。
タグ:銀英伝
posted by AMI at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム紹介
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