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2016年01月02日

魔法の艦隊司令マジカル・ヤン(サークルEEG)

「銀河英雄伝説」作中の艦隊戦を再現する会戦級ウォーゲーム(1997年第三版発行)。ヒストリカルからアニメ・ゲームまで多様なジャンルの同人ゲームを作成されていたサークルEEGさんの一作。1個艦隊が1ユニット(シナリオによっては分艦隊単位)と見た目はお手軽だが、艦隊は5種類の能力を持つ司令官と艦隊戦力と士気の2種類の耐久力で表現される。
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1ターンの手順は陣営毎に回復、隊形変換、移動、戦闘、士気判定の5フェイズの繰り返し。
回復と隊形変換は実施すればその行動自体は自動的に成立するが司令官の作戦値判定に成功しなければそのターンの移動と戦闘の権利を失う。
移動は隊形と司令官の能力によって機動性が大きくことなる。移動距離を稼ぐなら行軍隊形だがこまめに変針する場合は戦闘隊形の方が速い。ZOCは前面のみにあり、隊形によって前面の範囲が変わる。
戦闘は戦術カードによる勝敗判定と損害判定の2段階。勝敗判定は戦術カードによる3すくみで、ぶっちゃけていえばじゃんけんであるが、司令官の作戦能力の差に応じて相手の戦術の一部または全部を看破できる。損害判定は勝敗と彼我の攻防能力の差によって被害が決まる。能力差が大きければ戦術じゃんけんで負けても引き分け程度の損害率に持ち込むことができる。
艦隊の戦力は耐久力の意味しか無く、戦闘の勝敗や損害には直接寄与しないので司令官の能力が非常に大きなウェイトを占めるが、艦隊集団や軍にも士気があり、一部の強力な艦隊が残っていても他の艦隊が撃破されれば全軍の士気が崩壊し得る。
その他に原作中で用いられた奇策や特殊状況を再現するための戦闘カードが華を添える。

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本編や外伝の戦いを再現するヒストリカルシナリオ14本(うち2本は旧世代の指揮官が登場するダゴン会戦と第二次ティアマト会戦)が含まれるが、本作の白眉は戦力チットで提督や艦隊戦力、戦闘カードを無作為に組み合わせるランダムシナリオであろう。
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ランダムシナリオのために貴族連合は他ではちょっと見られないカイザーリング中将とかクロプシュトック侯爵とかシュムーデ提督とかバルドゥング提督とかも入っていて楽しいです。

ちょっと指揮官の能力に重きを置き過ぎという感がしないでもないが、原作の戦いを再現するにはこれぐらい必要なのかもしれない。長らく死蔵状態だったが最近銀英伝リバイバル中なのでプレイ用のコンポーネントを作成してみた。チャンスを見つけてプレイしたい。
posted by AMI at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム紹介
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