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2016年01月14日

(雑感) Plan Orange: Pacific War 1932-1935 (C3i Mgazine)

太平洋戦争の戦略級CDS"Empire of the Sun" (GMT)のデザイナー、マーク・ハーマン自身が作った独立ヴァリアントで、1930年代前半に日米戦争が起こったらどうなったのかを問う架空戦ゲーム。結構前に一報が出たときから注目はしていたのですが、このほどBGGでルールブックが公開されたので軽く流し読みした。

元になっている"Empire of the Sun"自体が米国民の世論を勝敗の尺度に使うという日本海軍(あるいは山本GF長官)がやりたかった形で太平洋戦争を再現しているのですが、"Plan Orange"ではさらに進んで夢の日米主力艦隊決戦で勝敗を決するという形になっている(厳密には現有主力艦隊ステップの比率で判定する)。

保有する戦力は攻撃力ベースで米軍の方が2割程度多いものの、改装中だったり大西洋に配置されるユニットもあるため序盤は日本軍が攻勢に出て後半は米軍が盛り返すパターンになると思われる。戦争は6ターン(2年)しか続かないのでアメリカの巨大な軍需工場が本格的に稼働することはない(補充能力は若干米軍の方が多いが)。

あとはイベントカードの内容が未確認なんで、そのあたりで米国の国力は再現されているのだと思われる。

参戦するのが基本日米のみ(日本軍は上海でのみ中国と戦争できるがこれが日米戦争にどう影響するのか不明)で他の諸外国が参戦しないのでルールはすっきりしているし、独特の概念が多くて習得に骨が折れるEmpire of the Sunの入門としても使えるかもしれない。

帝国海軍で最大最強であるはずの長門型が扶桑型、伊勢型と同じレーティングなのが日本人としてはやや気にかかるところだが海外製のゲームではわりとありがちなことなので冷静な評価としてはこんなものなの?

シナリオは1932年の上海事変に呼応して開戦するシナリオと、1935年に開戦するシナリオがあるが、両軍の空母が増える程度の違いしかない。

ユニットのレーティングが簡単なので、ハーマンも参考にしたと書いているバイウォーターの太平洋大戦争シナリオとか八八艦隊対三年計画艦隊シナリオを作ってみるのも一興かもしれない。
posted by AMI at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム紹介
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