プレイされたゲーム:Carrier Duel 1942、ぱんつぁー・ふぉー2(国通)、Inside the Armor(Web公開)、Twilight Struggle (GMT/クロノノーツ)、ドイツ装甲軍団マーケットガーデン作戦(国通)、装甲擲弾兵(エポック/国通)、Thunder Alley (GMT)連戦である。
いつものごとく山科駅で拾ってもらい紙さん宅へ。
前日、ぐちーずさんが北斗の拳の新しい(コンシュマー)ゲームについてツイートされていたので、見せゲームとして持ち込んだ「世紀末覇者」を披露した後、ぐちーずさんと「ぱんつぁー・ふぉー2」を対戦。ぐちーずさんは初めて。まずは前半戦をぐちーずさん大洗連合、私大学選抜で。
203高地を抑えた大洗はカードを引きはじめ、大学選抜は脇から大洗の戦力を削っていく。地味にやっかいなサンダースのM4群を含むそこそこ多くの戦車を倒したものの、カールが敵に近い側に出てしまい、どんぐり小隊が出て敗北。

続いて遊園地戦。

損害をだしながらもごりごり中に入る。小隊をばらまいて包囲しながら戦力を削る作戦を試してみるがこちらも精鋭の隊長達相手に損害なしとはいかず徐々に戦力が失われる。特に西住姉が脅威だった。結局、チャーチルも捕捉できないまま中隊長3人が定数編成できないところまでパーシングがやられてしまったので、これ以上攻勢が続けられないと申し入れ、打ち切りとなった。

高地戦はまだカール撃破という収束性があるからいいのだが、遊園地はそこまで決定打となるカードがないだけに、何らかの補正ルールをつけないとガチの対戦をするには辛いな。
もう一卓は紙さん対モスキートさんで、takobaさんが開発中の日米空母決戦カードゲームのテストプレイ。

その後、組み合わせを変えて、takobaさんとInside the Armorを対戦。
ヒストリカルセットアップで金剛の36cm弾が機関室に命中したところからスタート。その後も36cm砲弾が二発命中したり、蒸気噴出が発生したりして機関室が完全に沈黙する局面もあったのだが、takoba艦長の不屈の指揮によってジョンストンは生き残り、栗田艦隊はすごすごと転進していった。日本軍もカード引きは悪くなかったけど、戦況を下げるカードが来なかったのが敗因か。

紙さん、ぐちーずさん、モスキートさんはその間にドイツ装甲軍団マーケットガーデン作戦を終えて、装甲擲弾兵(国通版)をプレイしていた。このゲーム実はやったことがないのでよくわかりません。

装甲擲弾兵が続いていたので、Twilight Struggleを対戦。takobaさんにソ連をお勧めして私がアメリカ。序盤、アメリカは中東から叩き出されるがその間に朝鮮戦争を乗り切ってアジアを固め、うまくド・ゴールとベルリンも処理できてヨーロッパも優勢を確保。中米はあまり大きく目立たないようにしつつアフリカと南米はあきらめる。決定打を出せないまま後半戦に入るが、ポーランドの危機をソ連が重視しなかったのと、さらにいいタイミングでベルリンの壁が崩壊したため東ドイツも制圧。第9ターンにヨーロッパのバトルグラウンドをすべて制圧する。最終ターン、ソ連の手札が良くなかった上にレッド・パージを打ち込んで終了とした。

私はいつもの方針に従ってクリティカルな部分しか助言しなかったつもりだったので、10ターンまで崩壊しなかったので上手に運営されていた。
最後に全員で、山科会でも最近隆盛しているThunder Alley。ストックカーレースを再現する多人数ゲーム。自分のコントロールする車のみを操作する過去の多くのレースゲームと異なり、使用するカードによって自車1台のみの移動もあるが、自車を基準に後ろに後ろに続く縦列、前に続く縦列、前後に続く縦列を1グループとして移動させる。これにより多くの車を含む列はそれらが協力して移動する限り、単独で移動する車と比較して何倍も移動機会が回ってくる。しかし、カードゲームなので、常に前後と一緒に動けるカードを出せるとは限らないので協調するか抜け駆けするかの心理戦になる。これがシミュレーションとして適切なのかは私にはわからないが、ゲームとしては面白い駆け引きが成立している。
実在のドライバーや自動車の性能など再現する要素はない。

5人なので一人3台持ちでスタート。1位から最下位までリタイアした車も含め順位で点数が入りチームの合計点勝負なので、優勝争いから脱落しても一つでも上を目指すことも重要。手札の制限と移動ルールを完全に咀嚼できていなかったので毎度毎度決断に時間がかかってしまった。
ゲームは終始モスキートさんの車がリードして展開した。私はチーム同士の連携を切り離されるパターンが多かったのだがなんとか食らいつき、ゴール寸前でtakobaさんのアシストを受け私の車がトップでゴール。チームトータルでもトップとなりよくわからんうちに勝った。
自動車レースは個々のレース中の駆け引きよりもチーム運営的な部分に興味があるので、来年出るらしいキャンペーンモジュール的なものが楽しみだ。
8時近くになってたので、takobaさんと私は夕食会には参加せずに解散。