プレイされたゲーム:銀河英雄伝説アスターテ・アムリッツァ会戦(ツクダ)、Musket & Pike Battle Series: Battle of Cheriton (GMT、ソロプレイ)、Unhappy King Charles (GMT、ソロプレイ)
他の参加者のレポート
今回は会場都合で西小倉コミュニティセンターで代替開催(SOLGERとしては初利用。次回からいつもの場所に戻ります)。
アムリッツァ会戦はオデッセイ師(同盟)とみねさん(帝国)の対戦。同盟軍が鉄壁の防御陣を形成し、終盤のキルヒアイス艦隊の猛攻をしのいで勝利していた。朝一から来て最終ターンまでやりきって19時ぐらい。

私は当初、Musket & Pike 会戦シリーズ(MPBS)のゲームを対戦する予定だったのだが、先方の都合でお流れになった。アムリッツァを対戦予定だった二人に連絡して三人で何かする方法もあったのだが、MPBSのシステムを動かしてみたかったので二人にはそのまま対戦してもらった。
待ち合わせる必要がなくなったので新しいプリキュアの第一話をリアルタイム視聴してからゆっくり出撃。第一ターンはヤン艦隊(歴史的には当時はまだ第13艦隊)が一回も動かなかったとかで10時過ぎに到着したら既に第3ターンまで進んでいた。
チェリトンの会戦はC3i Magazine 17号収録の追加シナリオ。英国内戦中の1644年に起きたイングランド南部での、議会派の将軍ウォーラー卿と王党派のホプトン男爵の対決を再現する。ちなみに、司令官の二人はUnhappy King Charlesでは共に戦略1(最良)-戦闘2(平均的)で同等の能力だが、Cheritonでは歴史的な結果を反映してか、Wallerが指揮値-2に対してHoptonは指揮値-1の評価となっている。
MPBSの基本的な流れはターン毎に翼単位(通常は左翼、中堅、右翼の3つ)で活性化し、現在の命令や指揮官指揮修整を使って連続行動をしたり、相手の活性化に割り込んだりするという、同じGMT社でより古い時代を扱うGBoHシリーズの流れを感じさせるシステム。

戦場には生垣道路が縱に走っていて、戦闘隊形の部隊が入ると隊列が乱れる。左右の生垣が邪魔で大軍の移動には向いてにないのはわかるが平地より道路の方が歩きにくいというのは珍しい設定。散開隊列を使う方法もあったのだが、今回は両軍とも通常隊列で前進し、隊列が乱れたら都度整列し直す方法を試す。結果、継続判定の調子が良かったライル卿が指揮する王党派左翼が最初に接敵、騎兵の衝撃力で議会派右翼のバルフォア卿の騎兵と激突。一部の部隊を蹴散らすものの、ライル卿は追撃に夢中になって戦場を離脱してしまう(指揮修整0だからこのターンの継続ができない以外は重大な被害はないんだけど、これが-2の指揮官とかだと大きな痛手である)。その後、バルフォア隊も反撃して消耗戦となる。




しかし、数の多い議会派中央部隊が前進してくると先に布陣していた王党派がほぼ吹き飛ばされてしまう。これで大体勝負が見えたと思われたので切り上げた。


ルールの確認をしながらやった上に一人で両軍のめんどうをみなければならなかったので5ターンで4時間ぐらいかかってしまったが、慣れればもっとサクサクプレイできると思われる。
4つの命令に一長一短があり、しかもダイス判定にパスしないと切り替えすらできないので、総大将の意のままには用兵できない感じが私好みかな。
Unhappy King Charles はCDSの(第一次)英国内戦のキャンペーンゲーム。ルール自体はオーソドックスなCDS系だけど内戦を再現する付加ルールによって大軍の運用が難しくなっている。これもしばらくプレイするチャンスがなかったので英国内戦つながりでルール思い出しプレイ。

イベントと作戦カードが別れているタイプなので、カードのよじれぐらいによっては支配マーカーをばらまくだけでも一苦労。ソロプレイの性質上、相手の手の内がわかっているので決戦は起こらずひたすら支配マーカーを置き合う繰り返しで2時間で4ターンほど進んだところで満足したので片付けた。対戦プレイだと相手の手札がわからないことに加えてスタックの中身も調べられないので腹の探り合いが楽しめるかと思う。

昼食は小倉開催の地の利を生かしてかつ扇へ。
夕食会は行わず、オデッセイ師と西大寺まで同行して解散した。