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2018年07月22日

山科会 2018年7月22日

参加者:5名
プレイされたゲーム:Solomon's war 42(同人)、戦国大名(エポック)、Platoon Commander: Poland Strikes (Tiny Battle Publishing)、Sticks and Stones (Tiny Battle Publishing)、アズール、スプレンダー、Mystic Wood (2戦)

しばらく日程があわずに見送りが続いてた山科会に半年ぶりに参戦。

ぐちーずさんの到着を待つ間、私はまったり待てばいいかと思っていたのだが、モスキートさんから何かやろうといわれ、他に適当なゲームがなかったので「戦国大名」の二人シナリオ「織田対朝倉」をモスキートさん朝倉、私織田で。お互い国内平定中の2ターン終わったところでぐちーずさんが到着されたので中断。
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「Poland Strikes」は第三次世界大戦が始まったどさくさに紛れて、ポーランドが積年の恨みをはらすべくハンガリーに乱入するという設定の戦術級ウォーゲーム。米ソの対決を扱う「Sticks and Stones」の独立モジュールということでいいのかな。シークエンスは射撃−移動−近接戦闘の固定だが、毎ターン判定する主導権を有する側から射撃はスタック単位で、移動と近接戦闘は陣営単位で交互に解決する。また、支援攻撃などを表す要素としてカードも使う。
ぐちーずさんに進行役をしてもらい、ランダムでモスキートさんが攻撃側のポーランド軍。私が守備側のハンガリー軍を担当。ハンガリー軍は戦車の世代が一つ古い上、防御や回復判定の基準となる士気値も1劣っているが、その分ポーランド軍は勝利条件上の負荷が大きい。ポーランド軍の進入位置の関係で最低1回は渡河する必要があるのだが、相当な大河なのか(ドナウ川?)町にある橋ヘックス沿いにしか横断できず、川のポーランド側に1つだけ突出した町ヘックスの争奪が焦点となった。
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ハンガリー軍はこの町ヘックスに戦車と対戦車ミサイル車両のスタックを展開し、後方の別の都市を守備していた部隊も抽出してとにかく渡河させない姿勢で戦う。士気判定2以下と3以下の差は大きく、ポーランド軍がしばしば2ヒットや3ヒットを無効にして来るのに対してハンガリー軍はじわじわと溶けていったが、ポーランド軍の時間を浪費させて勝利。

続いて、親ゲームの「Sticks and Stones」から米軍によるソ連軍侵攻部隊への反撃を扱ったシナリオを、ぐちーずさんのお勧めで私が米軍、ぐちーずさんがソ連軍で対戦。
米軍の主力は当時最新鋭のエイブラムスでソ連のT-72と比べて1ランク上の強さなのだが、歩兵戦闘車ブラッドレイはまだ配備されておらず、支援車両はM113とM901。歩兵や装甲車が持つミサイルの性能もソ連軍の方が勝っている。士気は米軍3、ソ連軍2だ。
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勝利条件は川の西側の町ヘックスが優先だが、直接アプローチで全軍で攻めてもソ連軍も固まるだけなので川の東岸の丘の上にエイブラムスを展開させ、ソ連の戦車および対戦車ミサイルと対峙させた。しかし、数で劣っている上、我軍だけが主導権にフォーカスを置いていたにもかかわらずまったく主導権が取れずにエイブラムス1個小隊が壊滅してしまい、方針転換して左右から歩兵部隊を迂回させた。
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いろいろ手は尽くしたのだが、西岸の都市内で市街戦になったところで、残り1ターンでは西岸の敵を全部は倒せない(最低限の勝利条件も満たせない)ことが確定したので投了。攻撃側のが難しいのもあるけど、主導権をほとんど取れなかったのと、支援カードの半分ぐらいが攻撃側には使いづらい臨機射撃カードだったのがきつかった。
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でも、この時代の戦闘はPCゲームの大戦略で触れた程度の知識しかないので新鮮で面白かった。対戦車ヘリやA-10攻撃機の出てくるようなのもやってみたいな。

Solomon's war 42はtakobaさんが開発中のソロモン王の戦争ではなくソロモン海周辺を巡る日米の戦いを陸海軍の戦いがテーマのゲーム。紙さんとパルヴァティさんが対戦されていた(途中まで)。
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その後、モスキートさんが加わって3人でユーロゲームを何個かプレイされていた。

ぐちーずさんとモスキートさんはそれぞれの事情で早退され、残った3人で紙さんのリクエストで持ち込んだ「ミスティックウッド」をプレイ。
第2版ルールをさ先週から読み進めてほぼ2版相当のルールでプレイした。あと、見栄え重視でMage Knightから騎士っぽいフィギュアを選んで持ち込んだ(MKの世界の人間は魔術か火薬で戦うので今回持ち込んだフィギュアは実はほとんどエルフなんだけどねw)。
一回目は騎士ランダム配布で、紙さんパーシヴァル、パルヴァティさんブリトマート、私がジョージ、序盤トントン拍子に力がアップしそのままドラゴンを倒す。あっさりインスト勝ちも申し訳ないなぁなどと思いつつ門に送り込まれた幻影と戦ったが、もともと力タイプのジョージはあっさり塔へ(それでも3vs3の互角だった)。互角の勝負だからなんかやれば勝てるだろうと挑み続けて3回ぐらい投獄され、その間に結構追撃や妨害もうけたけどなんとか幻影を打ち破ってゴール。
二回目は正規の選択で紙さんがギュイオン、パルヴァティさんがローラン、私がブリトマート。今度はローランが順調に王女様をゲットして次のターンで脱出というところでブリトマートが一騎討ちで勝ち、王女様を射止める。その間にギュイオンとブリトマートは自分の使命を果たそうとするも、ギュイオンに黄金の枝をくれるドルイドは終盤まで出ず、ブリトマートのお目当ての王子様にいたってはデッキの一番底。使命達成をあきらめたギュイオンは王を倒して森の支配者を目指すが、先に城に陣取ったブリトマートがその野望を打ち砕く。紆余曲折あったがローランが初志貫徹して勝利。
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二回やって偶然だったのかもしれないが、能力上限10のルールが追加されたことで泥仕合なりやすくなったのかも? さくっと終わらせたいならこのルールはなしでも?

ここでゲーム会は終了。私は食事会には参加せず、一足先に山科駅で解散しました。
posted by AMI at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 遠征日誌
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