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2018年08月04日

赤の王と青の王(ガイアース英雄伝)

ガイアース英雄伝のソロプレイです。最初4勢力で始めてみたのですが、敵対関係を考えるのが苦痛になったので2勢力で仕切り直しました。

ガイアース帝国の崩壊後、大陸には数多の諸侯が乱立した。やがて、その中から二人の実力者が頭角を表す。北部地方の雄ツァラ公と、大陸中央の名門ガイヒャン公は時を同じくして帝国の再統一を目標に掲げて王位を自称する。二人の紋章の色からピアザ公は赤の王、ガイヒャン公は青の王と呼ばれる。

初期配置エリアは公平な位置を考えるのが面倒だったのでランダムで決めたけど、中央〜南西部の町が連続してる領域が有利だねぇ。

赤の王は弓兵2、一般兵3、徴募兵3、軽騎兵1の9部隊を準備して旗揚げした。個々の部隊の戦力は低いものの14ステップの耐久値があり、所有者が損害の割当を決めるガイアースの軍法においては長大な継戦能力を持つものと期待された。
青の王は親衛隊1、重騎兵1、一般兵1、徴募兵3で6部隊の布陣。耐久力8と継戦能力は赤の軍の半分近いが、親衛隊(3戦闘力)と重騎兵(4戦闘力)の突撃により瞬間火力の高さで小部隊を一撃で粉砕することが期待された。

1年目春、青の軍は3部隊の有力な守備隊を持っていたロアネース公領を併合した。青の王が直卒する重騎兵とと親衛兵は先制攻撃で6ヒットを叩き出し幸先の良い初陣となった。また、グモト遺跡に赴いた瑠璃色の魔術師(魔力3)が自らと同等の魔力を持つ妖術使いを仲間にした。
1年目夏、赤の軍は2部隊の守備隊を3ラウンドで粉砕してピアザを併合し、ドグ遺跡で奇襲戦法の軍学書を発見する。一方、青の軍はこれまた3部隊が守備するナスビアを併合するが、徴募兵3ユニットを失う大損害を受ける。しかし、この損害にも関わらず、指揮力1を有する有力部隊を打ち破った青の王の名声は高まった。戦闘に勝利すれば相手の指揮力(今回は1)に相当するVRP(勝利・資源ポイント)を得られる。自分が負けたり兵を失ってもVRPを直接失うことはない。
1年目秋、青の王は神の啓示を受け神聖部隊3ユニットを、更に有力な弓使いの森の民とも同盟した(オリジナルのユニットでは森の民は近接力3だが、森でも射撃できるという特別ルールを考慮して射撃力3に変更)。赤の王はガロウ遺跡で攻城兵器を発見する。
1年目冬、南下した赤の軍主力は2個の守備隊を蹴散らしてルハッタンを占領する。
1年目生産。青の王は収入6。探索で魔術師を得ていたので能力は低いが徴兵用として副将(1)を登用。徴募兵は1、一般兵と弓兵を雇用。
赤の王も収入6。探索重視で魔術師(2)を登用し、徴募兵は1、一般兵2個を熟練兵に、徴募兵1個を一般兵に改編した。

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2年目春、青の王はさらに南下してノイメライを占領する。探索隊は魔術師としては最強の大魔法使い(5)を味方にする。
2年目夏、赤の王は青の徴募兵1個が守るロアネースを攻略、徴募兵を除去する。探索隊は召竜の書と狂戦士部隊を獲得する。
2年目秋、赤の王は青の軍の本拠地ガイヒャンの城を破壊する。
2年目冬、先手となった赤の王はナスビアに徴募兵1を突っ込ませ青の軍主力の移動を拘束する。青の王は勇者(指揮4)を味方にする。
2年目生産。赤の王は収入10、副将(1)を登用、一般兵1を雇用し、一般兵1を熟練兵に、熟練兵1を親衛隊に改編する。
青の王は収入4。魔術師(2)を登用し、弓兵1を長弓兵に、一般兵1を熟練兵に改編する。

3年目春、赤の王は前線の2つの町を放棄して後退、青の王はこのうち中央部のロアネースを奪還する。さらに青の探索隊はスクス遺跡で伝国の宝冠(+10VRP)を発見する。
3年目夏、青の王は赤の一般兵1部隊を撃破し、宝冠を発見した別働隊と合流。
3年目秋、青の軍は守備隊3個を蹴散らしてアルビゲニーニを占領。別働隊が英雄(指揮6)を勧誘する。赤の軍はガイヒャンを再占領。
3年目冬、青の軍は南部の中立都市を目指して南下。赤の軍はロアネースとナスビアを再占領する。
3年目晩冬(記録を間違えていて行動ターンを5回行っていたが訂正できないのでそのまま記録する)、青の軍は軍を二分して主力はルーツームを占領したが、第二軍が向かったワヒュームでは中立軍最強の6部隊編成が出てたまらず撤退。幸い部隊の損失は出なかった。
赤の軍はノイメライと青の王が放棄したアルビゲニーニを占領。
3年目生産、赤の王の収入は16に達し、徴募兵2、改編で一般兵1、長弓兵2、重騎兵1、雇用で熟練兵1を獲得。青の王の収入はわずか2であったが宝冠で得た10VRPをあわせた12金で徴募兵1、雇用で熟練兵1、一般兵2を得た(宝冠は失うと10VRPを損失し、このとき総計がマイナスになると即死だが、どのみち宝冠を持つ王の部隊が負ければ敗北と考えすべて使った)。

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4年目春、青の軍の別働隊は矛先を南部のヘヒモホイに変える。指揮官つきの3部隊とそこそこ有力な部隊であったが、今度は勝利する。名将(5)を迎え人材はさらに厚くなる。もっともこの世界の軍法では数がいればそれだけ使いみちがある魔術師と違い指揮官は1スタックに1人いれば十分であとは探索用か徴兵用になるのだが…。
4年目夏、青の軍はワヒュームを今度こそ占領し、嵐の書を得る。赤の軍は西岸の港町タデッサを占領。
4年目秋、青の軍はドラゴンスレイヤーを発見。赤の第三軍はツプラロデメンを占領。
4年目冬、青の軍は集結してザハロ川を渡河しノイメライを占領。赤の王の探索隊は炎の書を発見。
4年目生産、赤の王は収入18で、徴募兵2、改編で熟練兵3、一般兵1、軽騎兵1、雇用で弓兵2を獲得。青の王は収入8で、徴募兵2、雇用で長弓兵1を獲得。

5年目春、後手番の利でVRPを残し、先手番となった青の王は赤の第一軍を捕捉。兵を二分している赤の軍は抵抗できず撤退。兵は失わなかったが王の軍が撤退したことで相手に4VRPを与える。赤の軍は北端のイオペッシュ攻略にも失敗。
5年目夏、青の軍は赤の王を追ってロアネースとガイヒャンまで達する。さらに4VRPを獲得。呪い師(1)を仲間に迎える。赤の軍は北方でも熟練兵を失い敗退。
5年目秋、青の軍は第二軍と合同した赤の主力を攻撃できず、山の民を味方にするに留まる。赤の軍は主力の第一、第二軍合同でロアネースを奪還。
5年目冬、青の王はロアネースに徴募兵を送り込み時間をかせぐ。この間にチャッタ遺跡に潜んでいた帝国近衛隊を味方にする。
5年目生産、青の王の収入は町からは10に過ぎなかったが繰越と野戦勝利による累積は24に達し赤の王の二倍に達する。徴募兵2と一般兵1の改編にとどめ資産を残す。赤の王は収入12(繰越含め14)。こちらは敗北しないギリギリまで予算を使い、徴募兵3、改編で一般兵2、熟練兵2を得る。

6年目春、青の王は英雄(6)に3人の魔術師(5、3、2)と兵の大半を与え、ロアネースの赤の軍を攻撃させる。迎え撃つ赤の軍は王(4)と魔術師(3)。赤の軍は奇襲戦法と召竜の書を投入。
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呼び出された小型の竜(射撃3、近接4)は青の魔術師によって拘束されるが、奇襲戦法で先手を取った赤の軍は射撃戦果2ヒットは通常ならどうということのない損害だが奇襲の損害選択で青の軍の主力の重騎兵2個がいきなり壊滅。青の弓隊も2ヒットを出すがこちらは通常通り分散適用され現時点では影響なし。さらに赤の歩兵騎兵部隊の攻撃で出目が走り11ヒット! 青の軍は主力の歩兵騎兵は一度も攻撃できないまま事実上壊滅して撤退。
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召竜の書は使用チェックで失われたが、奇襲戦法は回収に成功したため、主力が壊滅し敗色濃厚と判断した青の王は伝国の宝冠を差し出し赤の王の優越を認めた(22VRPの貯金はあったが、青の軍の主力の半分は神聖隊や同盟部族などの遺産ユニットだったので…)。
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実際に動かしてみて先手番の移動拘束がやはり強力だった。もっとも送り込んだ部隊はほぼほぼ死んでしまうので1サイクル4回敵を拘束するとそれだけで3〜4ユニット溶かすことになるので万能ではないのだが。あとはやっぱり遺産の引きかな?
posted by AMI at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | プレイ記録
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