プレイされたゲーム:Gunslinger (AH、4戦)、ZAKU!(SOLGER、同人、教導)、Animaker(TDF、同人)、Cthulhu Wars(Petersen Games/アークライト、2戦)、ぱんつぁーふぉー!(国通)、パワープレイ(2戦)、TITAN(AH)、モンスターメーカー5ソフィア聖騎士団(翔企画、2戦)、モンスターメーカー(翔企画)、カタンの開拓者たち、コズミックエンカウンター、人狼(アプリ版)、ドミニオン(2戦)
他の参加者のレポート
タケタケさん所蔵のクトゥルフウォーズの4人プレイが懸案だったが、前回のゲーム会で人柱4人確保できたのでこの日が預言書に刻まれていた。
私は朝から参戦。台風25号の動向が心配されたが、出発時には奈良は雨粒ひとつなくて駅からタケタケさん宅までの移動時に小雨に降られた程度。
2人だったので西部開拓時代のガンファイトゲーム「Gunslinger(HJ邦題:真昼の決闘)」から。
リハビリの一人戦を1回、2on2の対決を3回やって2勝2敗。

○ちびのアーニー(タケタケ)−●親方:死亡(AMI)
出会い頭の一発目でブルズアイ(狙い通り命中=即死)

○神技、テキサス(AMI)−●めかし屋:死亡、エル・ヘフェ:降参(タケタケ)
神技の片手銃が冴える

○保安官、無宿者:死亡(タケタケ)−●古参兵:死亡、テキサス:死亡(AMI)
スキル最強の保安官が大活躍

○イーグル、山男(AMI)−●あばずれ:死亡、ジョン・ヘンリー:降参(タケタケ)
トマホーク軍団があばずれを惨殺
3〜4回目の間に天一で豚トロチャーシュー麺
4回目のプレイ中にMEVIUSさんが到着したので拙作の「ZAKU!」を取り出してみる。GMT版Down in Flamesをベースにした機動戦士ガンダムの宇宙戦闘ゲーム。タケタケさんも初プレイだったのでルール説明以上の口出しはしないで1小隊同士の対決をプレイしてもらった。MEVIUSさんのリックドムvsタケタケさんのジム(BSG)の対決はお互いに1機づつ破壊しての痛み分け。

ZAKU!がMEVIUSさんに刺さらなかったようなので、続いて「アニメーカー」を取り出す。声優プロダクションを経営して様々なアニメ番組に自社の声優を売り込む経営ゲーム。現在ではより改良されたバージョンで頒布が続けられているが今回使用したのは最初期のバージョンのカードで、第二版相当のルール(若干間違っていた)に場の声優を5人に増やすハウスルールでプレイ。
序盤、タケタケさんと私が自前の主演作を立ち上げたのに対し、いい組み合わせを作れなかったMEVIUSさんが場を流すためのレーティングを仕掛けてきて一回主力番組を失う。やり返しても良かったのだが、報復合戦になるとゲームが壊れるので(昔実際にやったことがある(死))我慢して宥和的なプレイに徹する。オデッセイ親子が到着したので次のレーティングで切り上げようと考えていたタイミングのレーティングで3人とも100を超えて終了。2回目のレーティングで調子よく稼いだMEVIUSさんが勝利。一番長く続いた覇権アニメは桑島法子主演のエースをねらえ!(3までやってゲームが続いてれば4もあった)。

メンツが揃ったのでメインディッシュの「クトゥルフ・ウォーズ」。かの有名な「クトゥルフの呼び声(あるいはクトゥルフ神話RPG)」のデザイナー Sandy Petersen が送り出した新しいクトゥルフ神話ゲームで、人類そっちのけにして旧支配者同士が地球を誰が一番上手に破滅させるかを競うゲーム。旧支配者や怪物のリアルなフィギュアが多数付属していて盤上狭しと並べられる(実際フィギュアが巨大なのでマップは手狭に感じた)。
ルックス的に似通っているトワイライトインペリウムや大鎌戦役なんかと比べるとより戦闘に特化している感じでウォーゲーマー向け(BGGのクラス分けではウォーゲームには入ってないけど)。各地にあるゲートの支配がゲーム中の行動力と勝利点に直結するが、エリアの支配はあくまで手段であって目的ではない。
オーナーのタケタケさんとMEVIUSさんは経験ありで、オデッセイJr.と私は今回が初プレイ。Jr.に好きな旧支配者を選んでもらい大いなるクトゥルフ(緑)。MEVIUSさんが這い寄る混沌(青)ことニャルちゃんを希望したので、タケタケさんと私だけランダムで、タケタケさんが森の黒山羊(赤)、私が黄色の印(黄)を担当。

初プレイということで、初期配置の勘違いなどもあり、陣営の特徴も把握しきれていなくて苦労した。クトゥルフが子供らしく無遠慮に均衡を破る5つ目のゲートを確保。そのまま放置すると勝ってしまうのでいち早く自陣営の整備が終わったニャルちゃんが真っ先にちょっかいをかける。黄色は最も出遅れていて、中盤にやっとこの勢力の感じが掴めてきた程度。逆転したニャルちゃんがそのまま勝利(34点)。クトゥルフは破滅点こそ34点と同点だったが、勝利の必須条件である呪文書のうち最後の一つを解放できず。ルールの把握に関しては大きな差はなかったと思うが(呪文書の選択順などは自分でしっかり考えていた)、駆け引きに関しては百戦錬磨の古参達に及ぶべくもなく、黄色の印がゲームが終わるまでに最低限のリカバーはした(ただし、勝敗には絡めず30点…)のに対し、序盤収入で勝っていたにも関わらず最低限の勝利条件である6つ目の呪文書がオープンできなかった(他のプレイヤーとの戦闘が必須なのでやりにくのはある)。黒山羊はゲーム後半暴れているようにも見えたが得点は伸びず27点。

見た目に反してプレイそのものは軽快なゲームで陣営ごとのキャラクター性の違いもよく練り込まれている。フィギュアがでかすぎるのには閉口するけど。紙のユニットの携帯版があってもいいかもw
クトゥルフ神話に興味がないためゲームに参加せず美味しんぼを読み込んでいて空腹に耐えられなくなったオデッセイ師のリクエストで終盤に一度中断して夕食、讃岐製麺へ

ゲーム終了後に前回と同じ銭湯へ。
戻って宴会が始まる。夕方プレイしたアニメーカーネタで盛り上がっていた。Jr.と私は「ぱんつぁーふぉー!」で対戦。当初は前回負けたサンダース戦のリベンジの予定だったが、前回私を破った聖グロ戦にリクエストが変わった。Jr.が前回同様聖グロを希望し、私が大洗女子を担当。わりとよくある海岸道路での射撃戦から。マチルダが1台撃破され、もう1台が後退したのでこれを追撃して三突を前進させる。チャーチルがこれを追って前進してきたので、三突をさらに前進させてチャーチルを誘い、マチルダをもう1台撃破。追いかけたチャーチルが後部を晒したところで「躍進射」+冷泉殿の操縦で5ヘックス移動してチャーチルの真後ろにピッタリ寄せる。「臨機射撃」を「跳弾」で凌ぎ、非力な短砲身の貫通力を秋山殿の装填速度で補ってなんとか撃破。殲滅戦ではないのでこれだけで勝利確定ではないのだが、火力の低いマチルダ2台と無傷の大洗では逆転も厳しいのでここで状況終了とした。

アイスホッケーゲームの「パワープレイ」を二人で。私が能力10のスーパースターを引き優位に立つ。トレード攻勢で引き抜かれたので、いったんは彼抜きの戦略も試してみたけどどうにもうまくいかなかったので、トレード攻勢返しで奪還し、逃げ切った。9勝対8勝だったので実にギリギリ。
1日目はここまで。オデッセイ師は早々にダウン。タケタケさんのサンダーボルトファンタジー語りを途中うつらうつらしながら2時頃まで拝聴。
翌朝目が覚めたらMEVIUSさんがアイマス?をやってた。私は今日やるつもりのコズミック・エンカウンターをおさらい。オデッセイ師が起きてきたのですきやで朝食を食べた後、お約束の二人TITAN。

今回は初手からオデッセイ師がダイス絶好調だったのに対し、私は最初の2ターンでやっと1体とっただけの低調。このまま速攻で負けるかとも思ったが、スワンプにおけるトロール系軍団同士の戦いで我が軍がまさかの勝利。これで一息ついた後、天使の受領を断念して強引に戦いを行ったり、犠牲部隊で敵主力の移動を妨害する等の身を切る作戦で凌ぐがダイスが振るわず追いきれない。オデッセイ師がコロッサス2体、私がジャイアント2体で私のほうが不利であったが直ぐに決着するという状況でもなかったところで、Jr.が起きたので打ち切り。2時間半ぐらいか。

Jr.の朝一のリクエストはモンスターメーカー5 ソフィア聖騎士団。パパが抜けて4人プレイ。MEVIUSさんが宝石6個を集めて勝利。タケタケさんが1個で2位。Jr.と私は0個。

続いてモンスターメーカー(一作目)を新版相当ルールの1回探検で。重い聖櫃(距離+15)を見つけたJr.が多数のモンスターによる妨害を切り抜けて一番にゴールし勝利(545)。私は女神像を発見したものの距離が足りず2位(370)。以下、タケタケさん(240)、MEVIUSさん(170)。

天一で昼食の後、カタン。MEVIUSさんおやすみの4人。基本配置でJr.は前回勝った青再び。大人3人はランダムで、赤がタケタケさん、オレンジがオデッセイ師、白がAMIになった。私は鉱石偏重でいつもは買わないカードを買ったりしてこれまでよりは善戦したが買ったのはオデッセイ師。残り3人は6点で並び。

私のリクエストでお手軽宇宙人マルチの「コズミックエンカウンター」をプレイ。戦力を加算ではなく積算するウィルス族の能力が明らかに強く、かといって運命システム上共闘もしづらいのでわりと平押しで勝利。オデッセイ師がトリプラー族(低いカードなら3倍、強いカードなら1/3)、タケタケさんがミラー族(10の桁と1の桁を入れ替え)、Jr.がフィルチ族(相手の使ったカード回収)だったかな。
攻撃先が強制で決まるのでプレイしやすいかなぁと思ったけどJr.には刺さらなかった模様。残念。

パワープレイをJr.、タケタケさん、私の3人で。予め指定された10選手+1選手だけフリーエージェントの固定メンバーで戦うチームヴァリアントを初めて試してみる。FAの選手は9のドラゴンかブルーザー。タケタケさんのパックスはもともとオフェンス力が強い所にドラゴンが加入して正統派の戦力。安定した活躍で優勝。Jr.のレッドグローブスは特殊能力持ちが多い変則チームで、普段あまり活用されない引き分けを勝ちにする能力やゴーリーを突破する能力で翻弄された。うちのホイッスラーズはディフェンス重視のところに6のブルーザー(乱暴者)が入って防御偏重。オフェンスの突破力の低さに苦しんだ。ドラフト、トレードがないので時間短縮効果があるのと普段とは違う選手の活躍が見られる。自分の普段のプレイスタイルと合わないと苦労するがこれはこれでアリ。あと、2人でやるときはこれがいいかもね。

ソフィア聖騎士団を3人でもう一度。今回は私がうまく聖騎士軍団にスイッチでき、陣容はダメージを受けてズタズタではあったのだが7つの宝石を揃えて単独勝利。

Jr.のスマホに入ってるアプリを使って「人狼」をワンナイトルールで。本来は各々自分のスマホを使うのだろうけど私がガラケー使いなので1台を順繰りに渡す形でプレイ。MEVIUSさんにも戦列復帰してもらい4人で。占い師の私はJr.を占って白判定。職業COはJr.とMEVIUSさんが霊能者、私が占い師で、タケタケさんが狂人。霊能者が二人共タケタケさんがグレー発言。冷静に考えると、村人陣営なら狂人COをする必要がないのでタケタケさんに投票すればよかったんだろうけど、策士のMEVIUSさんを信用しきることができず、惑わされてMEVIUSさんに入れてしまう。村人陣営敗北。
人狼をプレイする際にネックのゲームマスター役をスマホがやってくれるので進行は楽だけど、電子画面の中でやるのは私的にはなんか違うかな。オールドタイプなので……。
「ドミニオン」をランダムデッキで2回。
一回目はMEVIUSさんお休みで3人。礼拝堂、貯蔵庫、堀、村、密猟者、玉座の間、山賊、祝祭、書庫、職人かな。3人とも礼拝堂作戦だが、私は次に山賊を買ってうまく働き(この面子の中で)初勝利かと思ってたら、タケタケさんが削除し損ねてた屋敷の1点で負けた。
二回目はMEVIUSさん復帰して4人。礼拝堂抜きを提案し、残りからランダムで、村、前駆者、家臣、工房、庭園、民兵、密猟者?、衛兵、山賊、職人?(?は間違ってるかも)。私は衛兵を手に入れようと躍起になっていたのだが、4金以下が続いて手にれられたのは既に中盤、中途半端に村とか買って低迷。8金が作れず庭園政策にいったJr.をかわしてタケタケさんが連勝!
ドミニオンはこのメンバーの中ではJr.の天下が続いていたけど、ランダムデッキに対する対応力も加味するとタケタケさんは太刀打ちできるレベルになった模様。私はまだ一押が足りない…。

残り時間2時間ほど。持ってきたゲームは一通りやり尽くして私に選択権が譲られたので、主題のクトゥルフウォーズの再戦を所望。Jr.は自由選択で前回勝てないまでも猛威を見せた黒山羊。残りはランダムでタケタケさんがは黄色の印、MEVIUSさんが大いなるクトゥルフ、私が這い寄るニャルちゃん。
オーソドックスの攻めてると魔導書理解で劣っている私は不利と考え、第二ターンにニャルちゃんを召喚して千の相の魔力ロールに賭ける。出目が6で最良の結果になり、早々に儀式を初める速攻で行く。エリアの事前分割協議がなかったことで黄色の印がゲートの建設地が遠方になる不利を被ったのも私的には幸いした。早々に3対1になるが千の相でターンの最後に動ける有利を生かして傍若無人に振る舞う。4ターン目には黒山羊とハスターも体制が整って総反攻をくらいゲートを一つまで減らされるが、戦闘で後手番の利を生かして黒山羊を除去したのと、最後の破滅の儀式まで終始エルダーサインの引きが良かった(期待値8.3のエルダーサイン5枚で12点)ので30点超えて勝利。4ターンで終わったので2時間ぐらい。

一戦目は不本意な形になってしまったので取り返せてよかったよ。二回とも這い寄る混沌が勝っているので他の勢力の可能性も見たいな。
ゲームは以上。夕食はすき家で私はチーズ牛丼。
ルールを読んだ時点ではそこまで感じなかったのだが、クトゥルフウォーズは想像以上に良かった。スペースだけが問題だけど主題が別のゲームのときの合間にもできそう。他にもタケタケさん需要を満たすゲームが出来てよかったかな。もうすぐ新しいゲームがまた来るみたいだけどw