プレイされたゲーム:VOTOMS TACTICS (国通)、Down in Flames: Aces High (DVG/国通)、Solomon's war 42 (テストプレイ)、Platoon (AH)、Manoeuvre (GMT)
他の参加者のレポート
今回はあまり明確に対戦が決まってなかったが、他の方の持ち込みで十分賄えそうだったので軽装備で参戦。今回も山科駅前のしずやで昼食用のパンを買い込み、紙さんにピックアップしてもらう。
ぐちーずさんから少し遅れるとの連絡が入ったので、3人で「ボトムズタクティクス」から。3日前に発売されたたばかりのアニメ「装甲騎兵ボトムズ」の戦術級ウォーゲーム。作中のAT(アーマード・トルーパー)同士の戦いを再現する(警察車両や揚陸艇のユニットもあるがプレイヤーが能動的に操作するものではない)。カードを使った行動プロット方式で、3ターンに1回3ターン分の行動を決める。
当然ながら全員初プレイなので、機体ランダムでバトルロイヤル。オーナーのtakobaさんがノーマルのスコープドッグ、紙さんがパープルベアー、私のみヘビー級のスタンディングトータスMk2。ヘビー級はミッド級より耐久力が1大きいので嬉しい(ダメージ2〜3の武器での確殺数は一緒だが)。

携行火器は装備リストの中から任意で1つを選択(ヒストリカルシナリオでは装備も指定されている)。私は火力重視で遠距離用のショルダーミサイルポッドを選択した。これが当たって、初っ端にぶっ放した一発がパープルベアーに命中、軽量カスタムでミッド級の標準より耐久が低いベアーはいきなり大破(残り耐久1で戦闘に不利な修正がつく)となり、トータスの射線を逃れて戦場の反対側へ回るが、戦場中央に踊りこんだスコープドッグに撃たれてあえなく撃破される。

トータスはロケット弾があっさり弾切れし、接近戦で勝負をつけるべく距離を詰める。耐久力を切り売りする体当たりで両者転倒からの起き上がり合戦を制し、アームパンチのクリティカルもあってスコープドッグを叩き潰した。むせる。

このまま続けてむせてもいい勢いだったが、今回の参加者中一番のボトムズ好きのぐちーずさんを差し置いてむせるのもどうかという話になり、一旦、ヨーロッパ上空へ転戦。

DVG/レキシモン版ダウン・イン・フレームスから1944年の爆撃キャンペーン。ランダムで、takobaさん連合軍、紙さんと私がドイツ軍となったのだが、増援を見るとドイツ軍は戦闘機1機のみのオプションが多かったので私が連合軍に移籍。
第一作戦の目標に選んだのはフランス北部にいるドイツ装甲師団(ノルマンディの戦いの絨毯爆撃?)で、連合軍の爆撃機の中では耐久力低めのB-25が2機。ドイツ軍は単機ながらもエースパイロット1枚、馬力、連射力、運動性+とか能力てんこ盛りのエース。連合軍は能力それなりだがエース+一般人で私がエースを担当。
ドイツ野郎は最初から爆撃機狙いで2機の戦闘機の攻撃は潤沢な手札でいなしていく。とはいえ、2機に真後ろと側面に付かれた状態ではさしもの大エースもじわじわ耐久力を削られていく。結局、爆撃機1機を撃墜したもののドイツ機も撃墜されて爆撃は残った1機が成功させ連合軍勝利。プレイ途中にぐちーずさんが到着されたのでここでプレイ終了した。

DVG版のキャンペーンは初めてプレイした。爆撃力が固定で見えている(空戦と対空砲の効果によってのみ減る)のはどうかと思うが、そもそもDiFは細やかな性能や機体の挙動を再現するゲームではないので、DVG版のデフォルメもこれはこれでありかなと思えるようになった。キャンペーンはまた改めてプレイしたい。



昼食後、4人でVotoms Tacticsをプレイ。
最初はシナリオ「アッセンブルEX-10」から。クメン王国のジャングルでゲリラを攻撃に向かった傭兵部隊が逆に奇襲されるという状況。傭兵部隊EX-10がダイビングビートル2機で、私カン・ユー、紙さん一般兵(後でキリコのマーシィドッグに交代予定)、ビーラーゲリラがぐちーずさんがスナッピングタートル(イプシロン)、takobaさんがスタンディングタートル(同機種の予備が2機)。


カン・ユーはシナリオルールで行動力が実質2/3なので、紙さんにイプシロンを牽制してもらいその間になんとか突破を図る。イプシロンはパーフェクトソルジャーでキリコより強いぐらいなのだが、紙さんの射撃が面白いように命中して(確かクリティカルも出た)、自慢のスキルポイントもどんどん消耗してパーフェクトソルジャーが一般兵に撃破されてしまった。EX-10勝利。

2戦目はシナリオ「絆」。話を巻き戻してウドの街。キリコ(スコープドッグ)とフィアナ(ブルーティッシュドッグ)が治安警察の包囲網を突破して脱出を目指す戦い。takobaさんがキリコでフィアナがぐちーずさん、治安警察側は3機のATのうち重装甲のストロングバックス2機を先鋒とし、紙さんがヘヴィマシンガン装備、私がショルダーミサイルガンポッド装備機を担当(ランダムで決めたが同じチームに)。

私が遠距離火力でちまちま戦っている間に、キリコとマシンガン担当バックスが接近。先んじて損害が嵩んだ上にキリコの進路を偶然(?)塞いで移動計画が狂ったことからキリコが撃破されて治安警察の勝利。

3戦目はシナリオ「疑惑」。再びクメン王国のジャングルで、EX-10側のAT運搬船をビーラーゲリラが襲撃する。EX-10はキリコのマーシィドッグを私、ル・シャッコのベルゼルガを紙さんが担当。ゲリラ側は先鋒はスタンディングトータス2機でtakobaさんとぐちーずさんが担当(今回もランダムで決めたがまた同じチームに)。

シナリオルールの運搬船の装甲防護に関するルールを適用されていなかったのであっさり船が沈められて終了。実際にはビーラーゲリラ側が船を優先して狙うのか先に護衛のATを潰すのかの選択が出てくると思う。

4戦目はATが4機出てくるヒストリカルシナリオは一通りやったので2対2のバトリング試合。正しいシナリオ名をチェックしてなかったのだが、これもシナリオに含まれるゲームで戦場にランダムにポップするVPマーカーを取り合うという設定。takobaさんのレッドショルダーカスタムと紙さんのストライクドッグ対ぐちーずさんのファッティと私のスタンディングタートルの対決。

私は遠距離からストライクドッグに一発入れたものの、その後距離を詰められて命中率を確保できず逆に損害が嵩んでいく。そうこうするうちにぐちーずさんのファッティが撃破され、予備機のスタンディングトータスMk2もやられ、2:1になって点数的にも負けていたので投了した。
今回ATの損害数で勝負が見えたから切り上げたけど、ランダムでAT撃破と同等の点数が入ることもあるのでちょっとランダム性が強すぎかなと思わなくもなかった。
VOTOMS TACTICSはAT独特の機動性や手持ち武器の選択などの要素は残しつつプレイのしやすさを追求してる感じ。緻密なゲームをプレイしたい向きにはツクダのレッドショルダーは今でも鑑賞に耐え得ると思うので、この方向性はありかな。個人的には一方の側が5〜6機ぐらい動かせるとモアベターだったけど、コンポーネントの制約もあるので難しいところ。
たっぷりむせたのでここでボトムズは切り上げて、takobaさんと紙さんは「Solomon's war 42」のテストプレイ。

私はぐちーずさんから「Platoon」のインストを受けて初プレイ。オリヴァー・ストーン監督の映画を題材にした兵士一人単位の戦術級。
ぐちーずさんの選択で米軍がベトナムの待ち伏せを受けるシナリオ2をプレイ。ランダムでぐちーずさん米軍、私がベトナムを担当。米軍は戦死した兵士の遺体を回収しなければ失点する特別ルールがあり大変そうだ。
戦闘は10面ダイスの相互ロール(防御ユニット自体の修正はないものの判定方法の考え方はCombat Commanderと同じタイプ)で、出目の当たり外れが大きい。

今回、米軍が超接近配置をしてきたのと序盤から私の出目が走ったので米軍に戦死者が続出した。ダメ押しで接近した状態から要請した米軍の支援砲撃が誤射になって米軍ユニットの頭上に降り注ぐ惨事も重なり、アメリカ軍が大損害を出して、全5ターン中の2ターン途中で米軍投了となった。

続いて、紙さん宅に備蓄されていて前から気になっていたゲームのひとつ、「Manoeuvre」をインストしてもらう。ナポレオン戦争時代の列強の軍隊同士の戦闘(1ユニットが連隊みたいなので小規模の会戦?)をある程度抽象化したシステムで再現する。移動は1ターンに1ユニット(カードを出せば追加で移動可能)、戦闘は攻撃する部隊のカードが、複数で攻撃するには指揮官カードが必要というシステム。国ごとの専用デッキで個性を出しているのかな。
正規ルールだとプレイの準備で軍隊を選ぶらしいのだけど今回はそのへん省略して、私が先にイギリス軍を選ばせてもらい、ぐちーずさんはロシア軍をチョイス。

カードの構成もパラパラっと見ただけで枚数とかちゃんと確認してないので適当に手持ちカードのある部隊を中央に置いて押していく。攻撃されても、大差がつかなければ後退するだけの話なので、相手が本気で攻めているのか、牽制攻撃なのか腹の探り合いになる。序盤が終わった感じのところでソロモン卓が終わっていい感じの時間になったのできりのいいところまで進めて打ち切った。

イギリスの攻撃がスカッと決まった局面があり、除去ユニット数では2:1でリードしていたが、裏を返せばイギリス軍は潤沢に主力の部隊カードを使っていた面もあり、戦いの後半でカード不足に陥っていた可能性もある。
会戦ゲームというと精密な方向性に行きがちだが、司令官の視点と考えるとこのぐらいのままならなさはなかなかおもしろく感じた。このゲームもちゃんと勝負がつくまでやってみたいな。
今回のプレイはここまで。夕食会は無しの流れになったのでそのまま帰宅。
ありがとうございました。
おお、何時の間にかこんなものが発売されていたとは・・・さっそくポチりましたw
って、ここでこの手の物を知るのは3度目ですなw(ガルパンとアイアンデブリとこれ)
生業が忙し過ぎて最近はこの世界から離れ気味なので、
やはりリサーチ力が低下を来していますなあw