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2019年01月15日

Combat Commander: Europe 私的正誤表

 Combat Commander: Europe の和訳はわりと早い時期に公開されて私も大変お世話になりました。しかし、一部訳が不正確な部分がありいつかまとめなければならないと思いつつも、自分的にはその修正も含めて頭に叩き込んでしまったのでなかなかその機会が作れませんでした。この度、SOLGERでリーグ戦をやることをなったので一念発起して主要な問題点をまとめました。
 なお、修正の訳文は原文への忠実さよりも日本語としてのわかりやすさに力点を置いています。注意して確認したつもりですが、私の解釈に間違いがあればご指摘ください。

19.01.18(追加)E58, E61
19.01.19(追加)E54
19.01.27(追加)A26
19.02.22(追加)E49
19.03.09(追加)シナリオ8、102
19.04.04(追加)3.2.4, E52, E53、T89
19.04.05(追加)3.3.1.1


1.9.1.3 最後の文:(誤)混乱させます→(正)望むなら、混乱させられます

3.2.4 最後の文(明確化):(誤)伝えます→(正)与えます

3.3.1.1 2文目:(誤)指揮官と共にいない→(正)指揮官ではない

10.1 2文目:(正)LOSが(視認者と目標の)中間にあるヘックスの妨害や障害となる地形の実際の(地形の)描写に触れるなら、LOSは妨害[10.2]または障害[10.3]されます

10.1 第二段落(網掛け部分、全体):(正)つまり、壁ヘックスサイドが視認者や目標のいるヘックスの6つのヘックスサイドではない両者の中間にあるなら、LOSが壁にぴったり沿って走る場合も含めて、LOSは妨害されます

O18.2.2.3 1文目(全体):(正)盤外に出たSRは、例え盤端の直ぐ隣であっても、それ以上の影響なく取り除かれ、命令は終了します

O18.2.3.2 1文目(少なくとも以下全体):(正)着弾範囲内で、少なくとも1個のユニットまたは防御施設を含む各ヘックスは、ヘックス単位で弾着ロールを行わねばなりません

O18.2.3.2 2文目(網掛けの文、全体):(正)爆風エリア内のヘックスでも、ユニット/防御施設が存在しないヘックスは攻撃されません

O21. 最後の文:(誤)命令[3.3.1.2]→(正)指揮力[3.3.1.2]

A26. 効果の1文目:(誤)単独で射撃を行うことを可能とします→(正)1回の射撃を行えます

A36. 2文目(網掛けの文、全体):(正)軽傷は混乱しつつある分隊に対してのみ使用でき、KIAイベントや白兵戦結果等の理由で除去される場合には使えません

A41. 章題:(誤)支援射撃→(正)連続射撃

E49. (誤)VPを数えて→(正)を数えて、その数に等しいVPを

E52.2 1文目(原文の表記ゆれ):(誤)手番プレイヤー→(正)イベントを発生させたプレイヤー

E52.2 2分目の頭に挿入:最後に、2個の班はそれを交換された分隊と同じユニットとみなし、分隊がこのターンに既に命令を受けて活性化済みなら2個の班も活性化済みと扱い、

E53. 2文目:(誤)任意の→(正)ランダムに選んだ

E54. 明確化:(誤)降伏マーカー→(正)自軍の降伏マーカー

E58. 2文目(欠落、1文目直後に挿入):(正)配置したら、望むなら、そのヘックスにいる混乱状態のユニットを1個回復[3.2.5]できます。

E61. 2文目:(誤)選びます→(正)選んでもかまいません

E71. 末尾:(誤)ユニットに→(正)イベント実施プレイヤーのユニットに

E77. 原文の2文目欠落:(1文目の後に挿入)水場地形や火災中のヘックスは対象として選べない。

E77. 最後の文(全体):(正)煙幕を配置したら、そのヘックスにユニットを持つ各プレイヤーは自軍ユニとを1個選んで混乱させなければならない

T84 LOS(全体):(正)「1」障害、もしくは、Fenceが視認者か目標のいるヘックスサイドのひとつにあるなら「通過」

T86 掩蔽(全体):(正)「1」障害、もしくは、Gullyにいるユニットとは、隣接ヘックスから、もしくはより高い高度[T88]からしかLOSが通じない

T87 掩蔽(全体):(正)なし、もしくは、射撃攻撃が目標ヘックスに入るときに生け垣を横切るなら「1」障害(迫撃砲や砲兵に対する防御には適用されない)

T87 LOS(全体):(正)妨害、もしくは、生け垣が視認者または目標ヘックスのヘックスサイドにあるなら通過

T88.2 1文目および2文目(両方とも同じ):(誤)任意→(正)いずれか

T88.3.1 全体:(正)複数の高度を含むヘックスを「尾根*(Crest)」と呼びます。尾根ヘックスのゲーム上の高度は中心点のある高度になります。各尾根ヘックス内のより高度の高い丘のへりを稜線と呼びます。

*注記:高度の境目を「尾根」とするのは日本語としてはおかしいんだけど他の部分との兼ね合いがあるのでここではCrest=尾根としておきます(自家用の訳では斜面と呼び替えています)

T89 水地形(1文目欠落):いかなる武器も沼沢地(Marsh)ヘックスから射撃できません。

T97 掩蔽(全体):(正)なし、もしくは、射撃攻撃が目標ヘックスに入るときに壁を横切るなら「2」障害(迫撃砲や砲兵に対する防御には適用されない)

T97 LOS(全体):(正)妨害、もしくは、壁が視認者または目標ヘックスのヘックスサイドにあるなら通過

F103.2 1文目(全体):(正)地雷の戦力は、シナリオの防御側が7または8火力を指定されている(または購入した)のでなければ基本は6火力です。

F103.2 末尾の「重要」の最後:(誤)それが出ようとしたヘックスに居残ります→(正)それでも入ろうとしていたヘックスに置かれます

シナリオ8 特別ルール1
(誤)「1」低下します→(正)「1」減少します

シナリオ102 特別ルール3
(誤)「1」減少します→(正)「1」減少します
原文:reduced to “1”
タグ:CC:E
posted by AMI at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | Combat Commander
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