「三国戦記 Records of Three Kingdoms」はコマンドマガジン日本版152号付録の戦略級三国志ゲーム。元は台湾のゲーム雑誌「戦棋」7号の付録で、同8号のボーナスシナリオも合わせて収録されている。
ベースシステムは「太平記」とその流れを汲む「英仏百年戦争」。主導権を決めて交互に行動する枠組みは同じだが、各手番の行動として移動と戦闘の他に中立勢力の同盟化、敵武将の調略、合戦に必要な兵糧の備蓄等を行える。また、太平記と異なり、一回の移動毎に戦闘を解決する。
軍を率いる将軍は、武力が高く主将として戦闘を指揮するのに向いている武将(知力は1固定)と、知力が高く計謀チットで戦闘を有利にすすめることができる智将(武力は1固定)に分かれる。
他に4つの特殊兵科を持つ武将がおり移動や戦闘にボーナスがつく。
カバーする期間が長いので群雄割拠時代のおなじみの武将・軍師に加えて、他のゲームで見かけない三国時代後半の武将が含まれているのが目立つ。
シナリオは群雄割拠時代の2人向けシナリオと、三国時代の3人向けシナリオの2つがメインでいずれも6ターンの長さ。他に2/4人向けの董卓の乱と2人向けの華北統一の2つのショートシナリオが含まれる。三国時代のシナリオは魏のプレイヤーは曹丕でゲームを開始するが、途中で魏を乗っ取る司馬一族に交代して普を建国することになる。世知辛い。
対戦プレイがやりづらいご時世ですが、太平記システムなのでソロプレイにも向いています。
2020年04月21日
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