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2020年11月05日

銀河英雄伝説列伝1

田中芳樹 監修
東京創元社

銀河英雄伝説の公式トリビュート・アンソロジー。1と書いてあるので続刊予定なのかな。

公式とはいえあくまで二次創作なので好みの合う合わないはあるかと思いますが、私はまずまず楽しめました。

以下、核心は避けて書いたつもりですがネタバレありです。

竜神滝の皇帝陛下 小川一水
 新帝国暦3年(宇宙暦801年)。ラインハルトとヒルダの新婚旅行中の一幕。
 本文中にラインハルト皇帝の「士官学校時代」という記述が出てくるけど流れをくむと「士官時代」かな。士官学校だと寮生活だろうし。

士官学校生の恋 石持浅海
 宇宙暦786年。士官学校から転勤した後のキャゼルヌと在学中のヤンとの交流および結婚前のオルタンス嬢とのデート。

ティエリー・ボナール最後の戦い 小前亮
 宇宙暦791年(帝国暦482年)。ウランフ提督の分艦隊時代の戦い。本書の中では唯一艦隊戦をメインに据えている。同盟軍対貴族の私兵艦隊という珍しいシチュエーションで、戦闘の様相もまずまず銀英伝的な雰囲気になってると思う。ウランフの掘り下げとしては踏み込みが足りなく感じた。

レナーテは語る 太田忠司
 新帝国暦4年(宇宙暦802年)からの帝国暦487年(宇宙暦796年)の回想。オーベルシュタインの大佐時代の部下の回想。
 ちょい役のミュッケンベルガー元帥が割りを食ってる。

星たちの舞台 高島雄哉
 宇宙暦787年。ヤンが士官学校在学中にジェシカの友人に頼まれて演劇を手伝う話。

晴れあがる銀河 藤井太洋
 帝国暦3年(宇宙暦312年)。銀河帝国成立直後の航路局の官僚の話。時代設定上、本編の人物は登場しないがフェザーンの母体となるであろう組織が出てくる。
 左遷先としてプロキシマ系のラグラン市という名前が出てくるがシリウス星系ロンドリーナ上の都市ですよね?

※情報の底本は外伝5巻相当部分以外は新書判を元にしているので最新版では訂正されている部分はあるかも?
posted by AMI at 22:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書
この記事へのコメント
銀英伝二次創作で一番面白いと思ったのは、これですね。
https://syosetu.org/novel/42788/
Posted by 風間祐一 at 2020年11月07日 18:01
ご紹介ありがとうございます
Fateシリーズは見てない/やってないなのでこれは全然知りませんでした
Posted by AMI at 2020年11月09日 19:51
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