体感でも行動数が太平記より少ないのは分かっていたのだが、実際どのぐらい少ないか表計算ソフトで数えてみた。
実際に数えてみると2Dで低い目の場合の期待値は2.53、ゲーム上では最低の出目+1なので行動数の期待値は3.53ということになる。3Dで低い目の場合は2.04で、それだけだと0.5弱の差しかないが、三国戦記では素の目が行動数(魏のみ+1、もしくは、シナリオによっては洛陽支配プレイヤーのみ+1)なので、ゲーム上の行動数の期待値の差は約1.5なのでそれは当然低いです。
最近はローカルルールで全体の行動数+1の修正を施してプレイしていたが、ゲームの体感としてはこれぐらいないと何も行動できないまま武将が死んでいってしまう。ただ、全体の行動数が嵩上げされるということは魏の行動数+1の恩恵が相対的に低くなるので、魏が不利なシナリオ2のバランスを鑑みるとオリジナルルールのままの方がいいのかもしれない。
参考までに3個の出目の中間値と最大値をとった場合も計算してみた。平均だけを見るなら中間値(3つの出目のうち2番めの出目)をそのまま使うのが、2個の低い目+1とほぼ同等の結果が得られることが分かった。
各出目の出現回数と平均値。3個の場合と比較しやすいように、2個の出現回数を6倍にした値をカッコ内に併記している。
6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 期待値 | |
2D(低) | 1 (6) | 3 (18) | 5 (30) | 7 (42) | 9 (54) | 11 (66) | 2.53 |
3D(低) | 1 | 7 | 19 | 37 | 61 | 91 | 2.04 |
3D(中) | 16 | 40 | 52 | 52 | 40 | 16 | 3.50 |
3D(高) | 91 | 61 | 37 | 19 | 7 | 1 | 4.96 |
計算メモ
統計手法がよくわかってないので、111〜666の216通りの出目のデータベースを作って、MAX、LARGE(x;2)、MIN関数で最大値、中間値、最低値を抜き出し、COUNTIF関数で出現回数を数えた。使う関数を調べる以外さほど手間でもなかったが、これより圧縮できる手法があれば教えて下さい。
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