プレイされたゲーム:Combat Commander: Europe + Battle Pack Nr.01 Paratrooper(GMT)、日本征服作戦(SOLGER)、信長最大の危機(GJ)、義和団、クランオブカレドニア、群雄割拠:三国志(K2P)、XENO(4戦)、カルカソンヌ(2戦)、イッツアワンダフルキングダム他
他の参加者のレポート
会場の競争率が上がっているということで二ヶ月連続で西小倉会場での開催。
ゲームマーケット大阪中止の余波でTOROさんが来訪されることになり、迎撃作戦のため早めに会場へ。普段、ツイッター等で交流させてもらっているのでそんな感覚はなかったが、直接顔を合わせるのは2014年のKGG分科会in有岡以来。
ゲームはTOROさんのリクエストでCombat Commander: Europe から、シナリオは私が予め選んでおいた Battle Pack Nr.1 Paratrooper からシナリオ28 "No Ingouf Around"。1944年6月10日、フランス、カランタン北方でのアメリカ第101空挺師団に対するドイツ軍第6降下猟兵師団の反撃。概要を説明して、TOROさんが攻撃側のドイツ軍、私が防御側のドイツ軍を担当。ただ、このシナリオのドイツ軍は防御態勢ではなく偵察態勢で手札は多い反面、防御専用カードが使えない。こういうときに限って防御専用のカードが良く来るのだ。

初期配置でドイツ軍の引いた秘密目標が秘密面がない公開の5番10VP。シナリオ指定でもともと5VPと重要拠点だったがさらに3倍の戦略目標になる。さらにゲーム途中にイベントで公開されてしまうのだが、アメリカ軍の秘密指令も5番の2VPで、実際には17VPの価値があった。

ドイツ軍は序盤配置のまずさやで1個分隊を失うものの、煙幕を展張しつつ躊躇なく米軍が拠点とする5番の建物へ距離を詰めてくる。前進しすぎた分隊を射撃で除去したはずだったが、この分隊は潰走したかに見えてイベントで復帰してきた。さらにドイツ軍右翼を抑えていた部隊も中央に集めて圧力を高めてくる。
米軍はがら空きになった左翼の部隊を二分して一部を前進させると共に、機関銃を持った分隊を拠点の支援に向かわせるが、迫撃砲と重機関銃の連携した攻撃によって一挙に壊滅させられてしまう。

さらに5番の拠点を支援していた機関銃装備の部隊や、守備の要であった指揮力2の指揮官も除去され、戦略拠点が風前の灯火というところで残念ながら時間切れ終了なった。

米軍も野戦任官で士気は低いが指揮力2の指揮官が登場していて、このゲームのシステム上、全く目がなかった訳ではないものの、残りのタイムトラックも余裕があり、ドイツ軍がかなり優位な態勢を築いていたのは間違いない。
「日本征服作戦」は第二希望に挙げられていたゲームで、TOROさんのアイデアを私が転用させてもらって作った群雄割拠(ウォーゲーム日本史22号)の1970年代悪の秘密結社ヴァリアント。私の要請を受けてみねさんが早めに来てくれたので、CC:Eを一時中断してプレイした。入札ルールなしでランダム順スタート。
わりといい感じの接戦になったが、ライダーを討伐しながらその評価がいまいちだったTOROさんと私を振り切り、四国を悪の帝国にしたみねさんが勝利。ライダーが関東甲信越の平和を守っている間に東京はカメバズーカが滅ぼしていた。

プレイ順
71 | みねさん | キバ男爵 | ゼロ大帝 | ツバサ大僧正 | ヨロイ元帥 |
69 | TORO | 死神博士 デッドライオン | アポロガイスト | 十面鬼 | ドクトルG |
64 | AMI | マシーン大元帥 | キングダーク | ゾル大佐 | ジェネラルシャドウ |

神戸方面へ向かわれるTOROさんを送りがてら、私は駅前のかつ扇へ。
カツが最高なのだがこのところ来店頻度があがっているので初めてロースステーキを試してみる。これもなかなかよかった。

戻ったあと、ボードゲーム卓のみんなが短めのゲームでつないで待っていてくれたのだが、4人で重めのボードゲームをするのはだるかったので申し訳ないが辞退させてもらった。CTDAさん、みねさん、タケタケさんの3人でクランオブカレドニアをプレイ。
血戦!連合艦隊のルールを読んだが、マップを入れてくるのを忘れたので、北堂の方をプレイしてみる。イタリア・フランス連合軍を指揮して、複数のルートから進撃してくる義和団から教会を守るソリテアゲーム。

砲撃が出ても味方に当たらなかったなど運の良かった面もあるが、難易度の設定自体さほど難しくなっていないようで、弾薬を節約しながらちまちま射撃する戦法で最後まで守り切ることができた。プレイヤーの補助になるイベントチットは存在を忘れていた。

TOROさんが差し入れてくださったバームクーヘンを皆で頂いたりしつつ、皆がプレイを楽しんでるのを聞きながら、引き続きごろごろ。自分があまりプレイする気になれないゲームでも無責任に観戦してるのはわりと楽しい。
提督とおのさんは今回も信長最大の危機。反織田を担当していたおのさんが上杉謙信の戦死でモラル崩壊していた模様。

信長最大の危機を終えておのさんが帰られた後、提督もイッツアワンダフルキングダムに誘ってくれたのだが、ウォーじゃないゲームの新しいルールを聞くのがしんどかったので辞退させてもらった。申し訳ない。
その後、クランオブカレドニアも終わり、再編成して、ゲーム組と呑み組になったが、呑み組のタケタケさんと提督も二人も粘ってたぶん、たぶんイッツアワンダフルキングダムを何度か対戦していた模様。
「群雄割拠:三国志」は製品版初投入。3人だったが4人用拡張も入れたままでプレイした。入札ありで。結果、私が豫州や冀州の要地を抑えた状態で東方の勢力が出てこなくなり、終盤まで維持できたので圧勝になった。益州が発展しきって係争地となっていた。

プレイ順
97 | CTDA | 劉表 | 曹操 | 劉備 | 何進 |
115 | AMI | 袁術 | 公孫瓚 | 公孫度 | 馬騰 |
73 | みねさん | 劉焉 | 張繡 | 張魯 孟獲 | 孫策 |

「カルカソンヌ」は軽量級タイル配置ゲームの傑作。新ルールを忘れていたのと、旧ルールの方がいいと主張されたので旧ルールでプレイ。2回やってみねさんとCTDAさんが一回づつ勝利。

1戦目 みねさん(99)、AMI(91)、CTDA(69)

2戦目 CTDAさん(109)、みねさん・AMI(100)
「XENO」は短時間ゲームの傑作「ラブレター」変形の軽量級ゲーム。過去にも例会で何度かプレイされていたが、私は初プレイ。
カードの効果や枚数が変わっているが、1枚引いて1枚使う基本構造はラブレターのまま。問題はカードに効果テキストはおろかカード名すら入っていなくて不親切さ。何度かやれば覚えるのは確かだろうけど、私は嫌いな姿勢だ。

すぐ終わるゲームなので4回やって、みねさん2勝、CTDAさんと私が1勝づつ。
私的には原型となったラブレターが好きかな。
久々に20時近くまでゲームをした。呑み組は先に旅立っていたのでそのまま駅前で解散。
お疲れ様でした。