プレイされたゲーム:テインテッドグレイル
(以下、重大なネタバレは書いていないつもりですがゲームを始めなければわからないことにも触れています)
タケタケさんが新しく買った「テインテッド・グレイル」のお試し会。
アーサー王伝説とケルト神話を下敷きにした世界で、勇者となれずに師匠に置いていかれたキャラクターを担当して、全15章の壮大な冒険に挑むファンタジーボードゲーム。
4人の基本キャラクターと1人の追加キャラクターが含まれるが、プレイヤーは常にその中のひとりだけを担当し、プレイバランスは周辺環境の調節で行われている。
最初に、ルール習得用のチュートリアルを進めて大まかなゲームの流れを把握する。鍛冶屋の弟子ビョールが本編で旅立つ前の前日譚。

移動、探索、地域アクション、戦闘と交渉の二種類の遭遇の解決方法を確かめる。遭遇はそれぞれキャラクター毎の固有のカードを使って解決する。カードの能力を充分に発揮するためには直前にプレイされたカード(1枚めは敵カード)との接続が重要となる。戦闘と交渉は使う能力やデッキが違うだけで基本的には同じ解決方式。キャンペーンゲームではデッキを成長させるデッキ構築の要素もある。
チュートリアルはデッキから引くカードの順番もすべて決まっているので事故は起こらないようになっているため、無事完了。
そのまま、第一章を試してみる。タケタケさんはチュートリアルで使ったビョール。戦闘寄りの能力で、鍛冶屋なのでアイテムを作る特技を持つが、今回はその能力は生かされなかった。私は基本4人の中では唯一の女性キャラのアイリー。交渉寄りの能力で、薬草で体力を回復できる支援タイプ。

故郷の農砦(Farmhold)の周辺を探索し、細々としたイベントをいくつも体験するが、本筋の目的を達成する前に多くの時間を浪費してしまい、時間切れに。

昼食はカレー。


全滅したあと全母に頼るルールもあるが、仕切り直すことにした。タケタケさんはドルイドのマゴットに変更。交渉寄りの能力ながら、戦闘でも侮れないパワーを発揮することがわかった。私は引き続きアイリー。
「前世」の経験を活かし、戦闘にも慣れてきたので、第一章は大きな障害もなくクリア。章クリア報酬による成長で、戦闘時のポテンシャルが大きく伸び、連携が上手く行けば強大な敵も倒せるようになった。


しかし、第二章の目標を達成するためのルートがなかなか確定できず、各地をさまよっている間にいい時間になったので、今回はお開きすることにした。途中で明確なルール間違いが判明したりしたので、「セーブ」はせずまた1から仕切り直すことにした。

チュートリアルを除くと3章分ぐらいか。10時間ほど夢中でプレイしていた。遭遇の解決が毎回カードをシャッフルするので若干煩雑ではあるが、荒野を流離っている雰囲気はよく出来ていて、とても楽しい経験ができた。まだ全体のボリュームの10%ぐらいで、かなり時間がかかりそうだが最後までやってみたいものだ。
テキスト量の多いゲームだし、日本語化されていないととてもプレイできないのだが、残念ながら結構な量のエラーがあるようなので日本語版は公式の確認必須(最初に見た時より増えてたし)。


今回もお世話になりました。ありがとうございます。