プレイされたゲーム:一年戦争(TDF、同人)、パンツァーライン(TSS、同人)、日露戦争(エポック/K2P)、テラフォーミングマーズ(アークライト)、Demyansk Shield(Legion Wargames)、キングダム盤上大戦(GP、2戦)、ベルリン陥落・ヒトラー最期の12ターン(Bonsai)、ラブレター(アークライト、2戦)他
かなり久々にみねさんに乗せてもらってTSSへ。
ゲームは8月のSOLGERでYENさんとプレイした「一年戦争」のキャンペーンシナリオの続き。

10月前半、連邦軍はついにGMを開発。貯金があったので一挙に30ユニット以上を生産しパリとヒューストンへ輸送する。

10月後半、GMとGファイターで増強されたホワイトベース隊はキャルフォルニアベースを攻撃、数的にも質的にも上回る連邦軍の圧勝だったが、ディザートザクが1機残って占領を1フェイズ遅らせた。ガルマとジーンが戦死、ジオンのVPは14に下がったが降伏は回避。


11月前半、北米を制圧した連邦軍はそのホワイトベース隊をヨーロッパには転戦させず宇宙に打ち上げる。
11月後半、ホワイトベース隊でサイド2に圧力をかけると共に、宇宙艦隊主力をソロモンを圧迫する位置まで進める。それなりに戦力を揃えていたためジオン軍は攻撃を躊躇するだろうという判断だったが、連邦軍MS部隊にパイロットがいないことを見たジオン宇宙軍はそのほぼ全力を投入してこれを攻撃。サイド1沖海戦は、MS戦が連邦33対ジオン31、迎撃戦が11対12、対艦戦が16対19とほぼ互角のヒット数だったが、優秀なパイロットが不在の連邦軍MS部隊は大きく傷ついたが、ギレンが旗艦としていた空母ドロスが中破して砲撃戦は両軍とも回避を選択した。


連邦軍残余はジオン軍が出撃して手薄になっていたサイド5を占領した。
地上ではオデッサ作戦を発動、しかし、ジオン軍も要塞4個に多数のMSを配備して守りを固めており、、MS戦はサイド1沖を上回る激戦となった。連邦軍36ヒットに対し、ジオン軍が41ヒットと上回り、要塞攻略の切り札だった量産型ガンキャノン、ガンタンクが狙い撃ちにされたため、連邦軍は要塞攻略を中止した。

ジオンは降伏判定を回避。


12月前半、連邦はサイド5を要塞化して戦力を整備し、最後の攻勢に出撃する。

12月後半、連邦軍はサイド1とサイド4を占領し、ソロモン攻略作戦を発動する。MS戦では連邦60ヒットに対してジオン42ヒットと圧倒したものの、新兵器ソーラーシステムが期待したほどの出力を出せず1フェイズでは攻略しきれず、宇宙要塞ソロモンは持ちこたえたが、12月31日、和平派がジオン本国を掌握(降伏判定に失敗)、ここに一年戦争は集結した。




9月を終わった時点では経済的な余力が潤沢に有り、もう少し楽に勝てるかと思ったが、攻略できないオデッサ正面に戦力を咲きすぎた模様。とはいえ手薄にしすぎるとサイド1沖でやられたようにジオンの反撃を招いていたはずなので、戦力の配分は難しい。
実質5時間程度。前回のペースだともう少し早く終わるかと思ったが、ユニットも増え考えどころもあったのが流石に少し時間がかかった。
昼食は一年戦争の途中にコンビニ飯。

「キングダム盤上大戦」はアニメ化や実写映画化もされている原泰久先生の漫画「キングダム」を原作とするボードゲーム。女流棋士でどうぶつしょうぎの作者の北尾まどか女流二段が開発協力にクレジットされていて、将棋を発展させたアブストラクトウォーゲームにキャラクターと計略の要素を付加した作りとなっている。私の持ちゲームだが最近買ったばかりでお互いに初プレイ。初級の配置もあるものの、YENさんは手練なので最初からフルルールでプレイ。
一戦目は李牧と龐煖を引いたので、「史実」通り兵を指揮できない龐煖を大将にしたらめちゃくちゃ苦労した。YENさんは王騎将軍と羌瘣の強力コンビで、王騎に押し込まれて敗北。


二戦目は呉鳳明と羌瘣のコンビ。なかなか有力なコンビなのだがその能力を生かしきれず、YENさんの王騎・信の師弟コンビにしてやられた。六大将軍王騎と並べると見劣りするものの、2マス突撃してくる信もさすが主人公という能力で侮れない。

2戦で実質30分程。
移動・戦闘が理詰めでランダム要素がないので私の苦手なタイプではあるのだが、良いゲームだと感じた。惜しむらくは多彩なキャラクターの活躍が魅力のキングダムにあって武将カードが8人分しかなく、うち5人が秦軍で少しバランスが悪いので(ゲーム的には国籍は関係ないが)拡張武将カードの登場に期待したい。
「ベルリン陥落・ヒトラー最期の12ターン」は第二次世界大戦末期のベルリン戦を再現するウォーゲーム。当然ながらソ連軍の方が戦力が多く攻撃の主導権も握っているのだが、ソ連軍のみの片プロット方式(ソ連軍計画-ドイツ軍移動-ソ連軍移動実行)で、単純なスチームローラーにならないように工夫されている。YENさんにインストを受け、おすすめされるままにドイツ軍を担当、YENさんがソ連軍。

最終12ターンまでいってドイツ軍が守りきった。ドイツの移動でソ連軍の思惑を外した場面もあったものの、序盤補充ルールを間違えていて4個程度実質無料で生き返っていたので追い風参考。80分程度。

スタック制限が厳しかったりしてややパズルT系な思考を要求されるものの、ルールの簡便さに比していい雰囲気になっている感じ。
「ラブレター」は王女様に恋文を届ける競争をテーマにしたカナイセイジのミニマムカードゲーム。新版だったが基本のカードでプレイ(2戦目も)。写真撮ってなかったのでコンポーネント参考。
最初に王女様に直接手渡ししてリーチした後、王女様と大臣の自滅コンボに何度も足を救われたがなんとか勝利。
その後、マーズが続いていたので、戦国大名!を準備しかけたが、マーズが終わったので中止になり、マーズを終えたベタわんさんとナミスさんが合流して5人でラブレターをもう一度。少人数だとさっくり終わるが、5人だといい感じにドロドロしてでもやはり短時間で終わる。引きゲームといってしまえばそれまでなのだが、それを感じさせない作りになっているのがやはり傑作。ナミスさんが勝利。
他の卓はメンバーが揃うまでは風間さんのガルパンが題材のパンツァーライン、人数が揃って、日露戦争とテラフォーミングマーズに分かれてプレイされていた(それぞれ2回かな)。午後からはTraJanさんとKMTさんのデミヤンスク・シールドも始まっていた。




その後、YENさん、ベタわんさん、みねさん、私の4人でステーキガストで夕食会。

みねさんに送ってもらって帰宅。
今回も大変お世話になりました。
キングダム盤上大戦は私も買うことにしました。TSSでも布教したいと思いますが、この手のアブストラクトゲームはTSSでは余り人気が出なさそうです。
キングダム〜は買ったばかりでYENさんに刺さるかどうかまでは考えていなかったのですが、気に入っていただけたのであればよかったです。
原作をうまくアレンジしてあるとは思いますが、ウォーゲーマーに対しては好き嫌い別かれそうではありますね。