プレイされたゲーム:ニア&ファー(Red Raven/アークライト、3戦)
この日はSOLGERの小宴が予定されていたので、前回のプレイ時に、これまでの冒険の情報を一度整理するために貸してもらったテインテッドグレイルのジャーナルを返却に行きがてら、少し前に買ったボードゲーム「ニア&ファー〜近くと遠くの物語〜」の起動テストに付き合ってもらった。
ニア&ファー(Near and Far)は以前買った「アバブ&ビロー」の姉妹作品で、冒険者となって、町で冒険の準備をし、遠征して勝利点を稼ぐゲーム。アバブ&ビローの舞台となっている地域を冒険する最初の冒険(練習ゲーム)、10個のマップを順番に攻略していくキャンペーンゲーム、個々のキャラクター毎のストーリーを楽しむキャラクターゲーム、単発で遊ぶアーケードゲームという4つの方法でプレイできる。
プレイヤーは一人の冒険者を担当するが、主人公は長期ゲームの途上で獲得する特殊能力以外は固有の能力は持っておらず、実際のゲーム上の活動は町で雇用する冒険者達の能力に依存する。町では仲間以外に資金や装備などを整えることができ、準備ができれば野外マップを移動して、冒険やその他の行動を行う。
冒険パートではパラグラフブックを使って様々な経験をすることができるが、このゲームの場合、冒険はあくまで勝利得点を獲得する過程と手段でしかなく、ゲーム上の勝利のためには、アーティファクトの開発、街道上の驚異の排除、名声の獲得等様々な手段で得られる勝利点を稼ぐ必要がある。

まずは最初の冒険(地図1:グロゴの洞窟)から。練習ゲーム(とアーケードゲーム)ではキャラクターはプレイヤーの識別以外の意味はない。アーティファクト開発で先行され、53対48でタケタケさんの勝利。90分程度。

昼食はいつものカレー屋さん。私は新メニューのガパオライスにしてみた。


続いて、キャラクターゲームを、タケタケさんはトカゲ人の未亡人のリン、目が悪く魔法のグラスを与えられた人間族のシャードリングでプレイ。この2人はキャラクターゲームで特に2人プレイ用として推薦されていた。

1ゲーム目は地図2:こわれ平原。やはり今回もタケタケさんがアーティファクト開発で上手にやって78対58と差をつけられた。90分程度。

2ゲーム目は地図8:炎の三角州。これまでと違い町が地図の片側によっているので遠くに行くのが本当に遠い。私が交易路の支配で優位に立ち、このマップ上では93対71と勝利、キャンペーントータルでも151対149と逆転した。90分程度。

ストーリーも徐々に明かされてきたが、旦那を生き返らせるという明確な目的が有るリンちゃんの法が際立っている感じ。シャードリングもゲーム上はうまく進展はできているもののストーリーの推進力ではリンほどの動機が感じられない。
キャラクターゲームでは個々の主人公毎に独自のストーリーが展開されるので逆に地図上の位置はあまり大きな意味を持たない(キャンペーンゲームだと地図上の位置に応じたイベントが発生する模様)。テインテッドグレイルのような強いストーリー志向はないものの、その分気楽に遊べる感じ。
なお、この日のプレイでは私が一部ルールを覚え違いをしていてアーティファクトを製造しやすくなっていたので、正しいルールより点数が高くなっていると思われます。
もう1戦やるには中途半端な時間だったので少しごろごろしてから京都駅前まで移動してSOLGERの小宴へ向かった。
ありがとうございました。