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2009年04月19日

WiF5)真珠湾の蹉跌

昨日のTSSでWiF5の日米開戦のテストをしました。
諸般の事情で今回のテストには個艦区別のない3版(!)のユニットを使用したため、日本軍は空母をすべて動員したものの、実質的には正規空母2ユニット、軽空母3ユニットの規模(空襲能力的には史実の正規空母3ユニット編成の場合と同じコラムになる)で、結果は空母1ユニット、戦艦1ユニット損傷というもの。空母を一時的に使用不能にしたのは大きいかもしれないけれど、日本海軍乾坤一擲の攻撃としてはやや不満が残るところです。

他の多くのゲームと同様、港湾空襲での大破着底の概念がないので、史実の結果をどのように解釈するかにもよるのですが、アリゾナとオクラホマがX(除去)だと仮定すると、「史実コラム」ではX/2を2個消費するので、残りの結果が最良だとしても、X/2=Dで除去1ユニット(2隻)、損傷1ユニットになります。
あるいは、開戦するまで移動が禁止されているので、ルール上有り得ないのですが、真珠湾に空母がいなかったとするなら、戦艦の結果でX/2=D、空母の結果XとX/2=Dを戦艦に転換して、戦艦1ユニット除去、2ユニット損傷かな。

5版のユニットで開戦時に投入可能な正規空母3、軽空母2で全力攻撃すると、最良の「5」の表が使えるので戦果は拡大する可能性はある(最良の結果なら戦艦、空母合計3ユニット除去)。
代償として、南方作戦の初動は空母の傘なしで行わなければならないですが……。

ちなみに、情報戦のルールがないのと、アメリカ海軍は海戦するまで、輸送船と大西洋沿岸の護衛以外の移動は禁止されているので、空母を狙う場合、真珠湾に入泊しているサラトガではなく、レキシントンを標的に米西海岸を空襲するという手もなくはないですが、同じ火力で攻撃する場合、防御ユニット数の多い方が損害が増加するという5版海空戦チャートの特性上、距離の問題を別にしても分が悪いようです。

米軍には自由配置の輸送船と、41/9-10に完成するホーネットがあるので、これらの配置次第では情勢は変わりますが。

posted by AMI at 18:14| Comment(2) | TrackBack(0) | World in Flames
この記事へのコメント
オクラホマについては、一応サルベージされておりますので、ゲーム上の表現としては、沈んだのはアリゾナだけで、2隻1ユニットのためXの結果は無し、Dのみという考えもありうると思います。

いずれにせよ、一連の記事は興味深く拝見しておりますが、戦略級のゲームですし、太平洋戦争は抽象化されて再現されていますから、余り史実との違いを細かく見比べても仕方がない面もあると思います。
真珠湾攻撃がマーシャルから出撃するのがおかしいという旨のブログ記事もみましたが、真珠湾攻撃をごてごてとした特殊ルール無しで再現できることに、むしろ私は感銘を受けました。

そもそも、インプットが固定されている、真珠湾攻撃から始まるゲーム(その内実は、本来のゲームシステムではあり得ない初期配置と特殊ルールから成り立っている。)と異なり、インプットが可変(真珠湾攻撃を行うか否かすらプレイヤーの選択に委ねられる。)というゲームですから、史実の真珠湾攻撃と同じ結果が出ることの方が珍しいでしょう。

ちなみに、個人的な意見としては、インプットが固定されている時点で、本来の意味でのシミュレーションとしては崩壊していると思うのですが、そう思うゲーマーは少数のようですネ。
Posted by YEN at 2009年04月19日 23:27
史実の結果と比較しているのは、作戦検討のものさしにするためで、史実通りにならないことを批判している訳ではありません。

特に海戦システムは、陸戦や空戦システムと違って、直感的に効果を把握しづらいので、歴史と同じ攻撃力を投入した場合に、平均として史実に近い結果を得られるのか、史実の結果はラッキーヒットだったのかを把握しておくのは重要ではないでしょうか。

Posted by AMI at 2009年04月20日 02:45
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