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2010年10月09日

プラン・オレンジの航空戦システム

せっかく発掘したので、プラン・オレンジの戦闘システムを確認してみた。

まずは、日本軍艦載機による米艦隊空襲を扱ったバトルシナリオ3「水平線の彼方に」。

なお、このシナリオでは直接関係ないが、航空機には索敵、空襲、CAPの任務があり、一応、空母単独でも独立して戦闘が行えるようになっている。最もまだ複葉機の時代で攻撃力はかなり低いので、索敵兵器として使った方がいい気もするけど。

潜水艦「呂一九」号より空母レキシントン、巡戦2を基幹とする米艦隊がフィリピンを出撃したとの情報に接し、帝国海軍は空母天城と赤城からなる機動部隊を迎撃に差し向けた。
ときに1930年8月8日、史上初めて大砲を使わずに艦隊同士が交戦した海戦が発生した。

日本軍の攻撃隊は中島一〇式艦上戦闘機(A2N)48機、三菱一三式艦上攻撃(B1M)機72機。CAPの戦闘機も残していない文字通りの全力攻撃である(作戦シナリオで天城型空母2隻に割り当てられている艦載機のすべて。実際には索敵やCAPにも割かないといけないので、こんな攻撃隊は送り込めないと思われる)。
迎え撃つは米艦隊のCAP任務に就いているボーイングF4B艦上戦闘機24機。まず、空襲側の護衛機との間で空戦が行われる。機体の性能、乗員の練度はほぼ互角であり(A2NもF4Bも空戦力2=ダイス2個振りで5以上命中)、数に倍する日本軍に理があると思われたが、米軍搭乗員も奮戦し、米軍36機の損害に対し日本軍24機が失われた。しかし、2個の飛行隊(ユニット)がそれぞれ損害を被ったため、CAP機による攻撃機に対する空中攻撃は阻止された(護衛機との空戦で損害を受けなかったCAPユニットだけが攻撃機を攻撃できる)。
米艦隊上空に殺到した攻撃隊は空母レキシントンに対し攻撃態勢に入るが、これに対して猛烈な対空砲火が浴びせられる。米艦隊の対空能力は合計11なので攻撃回数は4回。6機(1ステップ)が対空砲の餌食となって撃墜される。
残る攻撃機5.5ユニット、合計11雷撃力で攻撃を敢行。4本の魚雷が命中し、船体1、船体1+速力低下、船体1、不発という結果を得た。レキシントンは航行速度を低下させたばかりか甲板にも被害を生じて航空機を発艦させる能力を喪失し、フィリピン方面へ退避した。

米軍の損失
F4B 3ステップ 15VP
レキシントン 船体3+速力1低下、発艦不能 6VP
合計 -21VP

日本軍の損失
A2N 2ステップ 10VP
B1M 1ステップ 5VP
合計 -15VP

このシナリオは両軍個別に勝利条件が設定されている。
日本軍はレキシントンの撃沈か速度低下なので勝利条件達成。レキシントンは船体耐久が12もあって撃沈は難しいので損害判定で速度低下を出せるかどうかの勝負。
一方米軍の方は-6VPで勝利条件満たせず(+5以上で達成)。こちらは空戦と対空射撃のダイス次第だけど平均的なダイス目だと満たすのは厳しいか。

まあ、このシナリオは両軍とも選択の余地はないので、航空攻撃ルールの習得用みたいなもので、勝敗にこだわるようなものじゃないけど。

Planorangeunit1.jpg
空母および航空機関係のユニットサンプル。
主力艦(長方形)は上中央が速度で、右上が砲撃力(主砲−副砲−小口径砲)
小型艦は上中央が速度(○はS:低速)で、右上が砲撃力(小口径砲)
航空機は上中央が着艦方式、右上が空戦力(○はボーナス)、中段左が航続距離、左下が雷撃力、右下が爆撃力
正規空母の他に日本軍には水上機母艦と水上機、米軍は実在した空中空母(硬式飛行船)とその搭載機がある。
posted by AMI at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム紹介
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