
内訳
CC:E 24回(C3i付録シナリオ含む)
CC:M 11回
CCBP#1 2回
CCBP#2 7回
CCBP#3 2回
CC:P 6回
初めてプレイしたのが2007年4月28日なので、1プレイに2〜3時間かかるゲームとしては異常なペースであるが、それぐらいこのゲームには惚れ込んでいる。デザイナーのChad Jensen氏と、これを紹介して最初のプレイ機会を与えてくれた錦大帝さんには感謝してもしきれない。
このゲームの何が素晴らしいかというと、やはり戦術レベルにおけるコマンド・コントロールの困難さの再現とゲーム性を両立しているところだと思う。指揮統制を難しさだけをシミュレートするなら、CDSにするよりも、何か行動を起こそうとするたびにダイスチェックをする方が理に適っているとは思うけど、そんなめんどくさいシステムはプレイしたいとは思わない。
ひとつひつとのルールをみていくと、特別目新しい概念はなくて、大雑把にいうと、アップフロントにマップとユニットを付けたゲームと言えば、古いゲーマーには通用するぐらいなんだけど、そうかといって、単純に寄せ集めてガワを取り替えただけかと言うと全然そんなことはなくて、非常に上手く取捨選択をしているところがこのゲームのデザインのすごいところ。
ASLなんかと比べると相当マシとはいえボックス3個に拡張にC3iマガジンとそれなりに投資しているが、プレイ回数で割ると1プレイ600円ぐらい。こうしてみると、ウォーゲームというのは本当に金のかからない趣味だわ。
私はいわゆるコレクターではないので、もうずいぶん前から、個人的には一生遊ぶのに困らないゲームはこの世に存在すると思っていたけど、たまにこういう出会いがあるから、ウォーゲーム産業が細々とでも存続した方が良いと考えます。