
アニメの主役ロボット6体を輪切りにしてパーツを並べ替えるゲームです。
6大ヒーローのひとつであるグレートマジンガーが欠品なのが残念なところですが、夏目漱石先生1.5人(送料込み)で入手できたのでよしとしよう。例の広告でグレートマジンガーの全身が映っている場面があるんですが、残念ながら解像度が低くて読みとれませんでした。

内容物は比較的シンプルで、ヒーローカード36枚(6体×6部品)、ヒーローパネル(枠付きの台紙)6枚、完成見本6枚、台紙つきルーレット。いわゆるボードのようなものはなくて、カードゲームと言っていいぐらいの構成です。
遊び方は4つもあります。というか、やはりこれはロボットを組み合わせるというアイデアが先にあって、実際にどういう風に遊ぶのかはあとでとってつけた印象がありますね。それぞれの遊び方を見てみましょう。
(1)改造計画
ランダムに6つの山札を作ります。ルーレットを回して、対応するロボットのパーツが見えていれば、その中から一つを選んで取ることができます。誰かがロボットを完成させたらゲーム終了で、パワー指数を比較して勝敗を決めるのですが、完成させた人はボーナスが100(=ノーマル完成体の各ロボットのパワーと同じ)あるので絶対に勝ちます。
ロボットの改造と全コンポーネントの使用の両立するゲームはこれだけなので、一応メインゲームだと思われます。戦略性は殆どないのはともかく、ボーナスが100万パワーはやりすぎかと。
(2)6ヒーロー大集合
ルーレットを回し、出たヒーローと合う手札があれば1枚出せます。全部出せれば勝ち。一応、対応するヒーローのパネルにはめていくことになっていますが、ロボットの完成は勝敗とは関係ありません。うーん?
(3)パワーアップ計画
ルーレットを使わずに、最初に配られたカードから1枚選んで全員同時に右隣に渡すというのを繰り返してロボットの完成を目指します。実質的な選択の余地はあまりなさそうだけど、改造計画のルーレット・ランダムが嫌な人にはいいかも? 人数分のロボットしか使わないのが難点でしょうか(欠品があってもフルルールで遊べるという利点もありますがw)。
(4)合体計画
トランプの神経衰弱です。当然ながらルーレットは使いません。パーツの番号を集めて揃えるだけでロボットを完成させないので、4つの中では一番イマイチな印象。
登場ヒーローの紹介
せっかくなので登場する6大ヒーローも紹介しておきましょう。

グレンダイザー(100万パワー;左下)
マジンガーシリーズの三代目ですが、チャンネル権の関係かZとグレートは飛び飛びでしか見てなかったので、通しで見たのはこいつだけ。後半の地球製スペイザーが好き。
頭部と胸部が25万パワーで下半身に行くほどパワーが下がっていく。普段、スペイザーに乗っていって足腰が弱いという設定かw
ゲッタードラゴン(100万パワー;中央下)
Gは合体形態よりもゲットマシン状態のライガー号がシャープで好きでしたw
頭部が30万、胸が20万パワーと一見下半身が貧弱な印象だけど、ポセイドン号部分が実に全身の4/6を占めており(腰には腕部も含んでるが)50万パワーにもなる。
ライディーン(100万パワー;右上)
ゴッドバードへの変形がラブリー。変形する超合金を持っていたので思い入れ深いロボのひとつ。
胸が30万、頭部が20万パワー。ゴッドバードへの変形を考えると逆な気もするがw
コンバトラーV(100万パワー;中央上)
ロボ本体よりもエンディングの歌詞が印象に強いお方。でも、グランダッシャーは好きです(あくまで非人間形態に変わるのが好きなようだw)。超合金はうちの近所では前半3体までしか揃わなかったというw
頭部が25万、胸と大腿部が20万パワー。今回登場するメカの中では唯一の五台合体だが、足先のバトルクラフトは特に評価されておらず5万パワー。
ガイキング(100万パワー;左上)
大空魔竜の頭部が胴体になる合体構成が印象に残ります。
頭部が35万と判明している中では最強。まあ、改造後のガイキング頭部は確かに凶悪ですが、その分煽りを喰らって大空魔竜頭部の胸、腰は15万パワーとそれなり。
グレートマジンガー(たぶん100万パワー)
マジンガーシリーズの2代目。前述の通り、TVシリーズは飛び飛びにしか見た記憶がありません。猛獣将軍ライガーン閣下が好きでした。
欠品なので性能は不明です。

(グレートを除く5大ヒーローのパーツで構成した120万パワー!の最強ロボット)
正直、子供向けの古いゲームなので、2010年の視点でゲームとして見ると厳しいものがありますが、前の記事でも書いたとおり、ロボットの輪切り再構成のアイデアは称賛に値します。
丁度ここ数日間、レンタル料金が安かったので、リメイク版ガイキングをネットレンタルで観ていたんですよ(因みにこちらでは放映されていませんでしたw)
http://www.toei-anim.co.jp/tv/gaiking/
リメイク版はぜんぜんしらなかったんですが、必殺技辞典いいなぁと思って見てたらフェイスオープンの仕様がかわっとる!?
ほぼ全編をリアルタイムで見ていたはず。
話は…おぼろげだな…。
でも、今にして思えば、というか、
後になってみれば、というか、
「民族問題」っぽい内容を
宇宙をダシに繰り広げていたような気がする…。
これって、合っていますかねぇ?(←苦笑)
私も(恐らく)全編見ていた筈なのにさっぱり覚えてませんわw
辛うじて覚えてるのは、敵が大空魔竜の偽物を建造するエピソードぐらいかな?(夏休みの帰省中出先の再放送で観た記憶があるので余計覚えて)
確か、敵が大空魔竜側のチビッ子キャラを篭絡して情報を得ていたと言うような内容だった気が・・・w
とても懐かしいですー
子供の頃にやってたら盛り上がったでしょうね。羨ましいです