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2012年02月26日

和泉歴史(ゲーム)研究会 2012年2月26日

参加者:7名
プレイされたゲーム:チュニジアの戦い:ブラッディ・カセリーヌ(国通/GDW)、8th Army:Operation Crusader (国通/GDW)、清盛軍記 (国通)、厳島の戦い (国通、2戦)、魔弾の舞踏 (SOLGER、同人)、Race to Kyoto (同人)

他の参加者のレポート
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    まず、いちねんせさんと先月からの約束だった「清盛軍記 保元・平治の乱」を対戦。平安末期の平氏台頭のきっかけとなった二つの戦いをテーマにしたゲームです。中嶋真氏のデザインですが、エンジンは太平記ではなくアルンヘムに近い感じ。ただし、すべてのユニットは氏族に属していて、インパルス毎にダイスで指定された氏族のユニットしか活性化できないままならなさが売りでしょうか。
    いちねんせいさんのおすすめで、平治の乱シナリオの西軍を担当させていただきました。大ざっぱにいうと回復力をもつ藤原氏と武力の源氏の連合軍。しかし、調略を受ける表示の武将がたくさんいて不安が募ります。
    対する東軍は調略王の後白河院に清盛率いる平氏および源氏もいるよの連合軍。

    120226b.jpg

    第1ターン、盤中央に単独でいる信西を討ち取ります。信西は東軍唯一の藤原氏ユニットなので最優先で倒しました。しかし、今回のハイライトはそこではなく盤外移動でした。京の外にいる軍勢は全国各地を移動して上洛するのですが、そのルートはプレイヤーの任意ではなくサイコロで決まります。浪速付近にいた清盛を含む平氏の主力軍は戦の始まった京へ向かわず伊勢神宮へ必勝祈願に行ってしまいました。
    第2ターンは特に何か起こる前に移動判定のあやで終了。
    第3ターン、我が軍は源氏主力をもって三条殿の東軍平氏スタックを襲撃します。戦闘はユニット毎に戦闘力で攻撃の成否を決めるシステムで、総司令官の統率とか関係なく個々の武将が己の武勇で戦うのが平安時代的です。武勇の士なら4とか5、武士なら平ユニットでも2ぐらいの戦闘力はあるのですが(お公家様は0とかもある)、今回は出目が極端に悪く攻勢は頓挫…。
    しかし第4ターンに再び攻勢にでて鱸丸こと平盛国を討ち取ります。このターン、我が軍は行軍判定のダイスが好調で回復能力のある藤原氏(1/6でしか回ってこない)が2回でて主力の連続行動でさらに3ユニットを除去、こちらも1ユニット失いましたが収支は充分プラスです。
    第5ターン、我が軍の半包囲下で孤立していた平重盛(後で調べたら清盛嫡男じゃないか!)も除去。後白河院のおわす六波羅邸が攻撃圏に入り、兵力が逼迫してきた東軍は1ユニットで進路を遮る苦しい作戦を取らざるを得ない状況まで追い込まれます。
    そして、第6ターン、四条河原の東軍1ユニットを撃破した我が軍はその勢いで六波羅も攻撃、サドンデスキャラクターの後白河院の身柄を確保して乱に勝利を収めました。

    120226c.jpg

    今回は東軍の盤外移動が上記の清盛の平氏本隊以外もイマイチだったのと、調略が一回も成功しなかったので勢いに乗った西軍がストレートに六波羅を攻め落とせましたが、邸宅は防御効果もあるので大軍で立て籠もられたらもっと厳しい戦いになっていたと思われます。史実では後白河=清盛陣営が勝っている訳ですし。
    指揮統制のままならなさが表現されたシステムは私好みで、楽しくプレイできました。

    いちねんせいさんはこの後、HAさんと別のお約束があったので、私はIMUさんと「厳島の戦い」を対戦。次のコマンドの第二付録(メインは川越)で、ウォーゲーム日本史に一風変わったゲームを提供しているドナルド・ブース氏のデザインとのこと。タイトルは厳島の戦いとなっていますが、戦術的な合戦ゲームではなく、備後以西の中国地方5ヶ国を舞台にした大内家の実権を握った陶晴賢と独立した毛利元就の戦いの中で厳島がクローズアップされるという表現になっています。
    天下強奪(コマンド78号)のように中核以外の武将は最初は正体が伏せられていて、調略が重要な要素になっています。
    一戦目はIMUさんが陶晴賢、私が毛利元就を担当。本来、調略で優位に立つはずの元就ですが、運用失敗のミスを的確に突かれて敗北。
    二戦目は攻守を入れ替えて私が陶を担当。

    続いて私が制作中のゲームから、魔弾の舞踏。鋭い人はこの名前だけで判ると思いますが、魔法少女まどか☆マギカから、マミさんとお菓子の魔女の一騎打ちを、空戦!魔法少女の戦いと同じ魔法チットシステムで再現するゲームです。IMUさんがマミさん、私がお菓子の魔女を担当。マミさんは序盤からマスケットの5連射やティロ・フィナーレでガシガシ削ってきます。こちらも脱皮してマルカジリに行きますが、飛んだり跳ねたりされてなかなかおいつけません。無限の魔弾であと一撃喰らったらやばい状態まで削られましたが、次に一手が来なかったようで、マミさんモグモグで終了。

    120226d.jpg
    (魔弾の舞踏はいつ発表するかは未定です)

    Race to Kyotoは開発中の同人ゲームです(私が勝手に付けた仮称です)。HAさんと隊長さんで2回、IMUさんと私が1回(途中まで)プレイしました。詳しくは公式の情報が出たら書きたいと思います。それまでどんなゲームか妄想してお楽しみくださいw書きました。詳細はこちらで。

    「ブラッディ・カセリーヌ」は2in1で出版されたゲームの北アフリカゲームの片割れ。さばげ隊長とHAさんがプレイされていました。マップが小さいわりにそこそこ時間はかかっていたようです。

    「8th Army:Operation Crusader」はこれもGDWの北アフリカ戦ゲーム。Bluebeaさんと麦さんの対戦。クルセイダー作戦をテーマにしたブラインドサーチの陸戦ゲームです。横でみていて迂闊なことを言ってしまうとゲームが台無しになるので主に遠目から観戦していたのですが、楽しそうなゲームでした。システム上ヘックスのコールに時間がかかるのが難点ですかね。この日もお二人はほぼ1日これをプレイされていました。

    120226a.jpg

    来週に備えて消耗品の補充に行かないといけなかったので二次会は辞退して天王寺方面に転戦しました。しかし、一番必要だったジップロック袋は売ってなかった_| ̄|○ こんなことなら二次会に参加しておけば……
  • posted by AMI at 09:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 遠征日誌
    この記事へのコメント
    例会のレポートにも余り関係が無く、
    かつ、時間切れっぽいんですが(→ジップロック)、
    例えば以下のサイトからは個人でも
    購入できるようですので、
    今後の御参考にでもしていただければ…。

    http://search.rakuten.co.jp/search/inshop-mall/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF/-/sid.203727-st.A
    Posted by Fabius at 2012年03月03日 14:56
    ありがとうございます。かなり安いですね。
    画像検索をかけてみたら前買っていた袋と同じでしたw
    Posted by AMI at 2012年03月04日 22:44
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