
コロネット作戦の陽動として設定された架空の関西侵攻作戦。
最初に聞いたときは、米軍が大阪側から、ソ連軍が若狭の方から上陸するのかと思ったけど、そこまで荒唐無稽ではなかったw
元になった Battle for Germany や Race to Tokyo と違い、米軍プレイヤー対日本軍プレイヤーというオーソドックスな対戦。基本ルールでは和歌山か兵庫のどちらかを選んで上陸し、上級ゲームでは両方の海岸を組み合わせて利用できる。ただ、海岸に突入されると米軍の即負けなので、分かれればいいというものではない。
コンポーネントはA3マップ、カウンター(シール紙)37個、ルールブック、A4相当で5ページで、ボリュームだけで考えるとやや割高に感じるけど、プロの仕事と考えるとこんなものかなぁと思います。
NATO式の兵科記号を使ったユニットとか誰がつくっても同じようにも思えるけども、記号や文字の大きさ、フォントのチョイスなど見やすく仕上げられている点はさすがだと思います。
ぐるぐるにゃ〜す (UNYAX)

野良猫のなわばり争いという微笑ましいテーマ。
ほわわんのとした外観とは裏腹に猫同士の激しいバトルが繰り広げられるようである。
ボリューム感については同上w
ルールがA4裏表なのでめくってみればいい話ではあるんだけど、贅沢を言えば早見表が欲しかった。
SLGamer Vol.5 / 日露日本海の戦い (さいたまオフライン)

ビギナー向けという触れ込みだったので買ったことがなかったのですが、今号は付録ゲームのテーマに惹かれて初購入。
War at Sea系をベースにした日露戦争全体のキャンペーン(仁川沖は入ってないかな)。速力判定や損害の扱いなど細かい部分でルールが違っているので、WAS系のゲームに慣れ親しんでいる人は逆に注意が必要かも知れません。戦闘が同時解決じゃないとか、ロシア軍が奮闘すれば、旅順艦隊とバルチック艦隊が合流して無双できる?とか、かなり大胆な味付けがされているので動かしてみてどうなるのか楽しみです。
ちょっとだけ苦言を言わせて貰うと、本誌、付録ゲームのルールとも文字が詰め込みすぎで読みづらいです。私も比較的小さい文字が好きな方だけど、それでも読むのが苦痛でした。あと、本誌の方は目次が欲しいですね。コスト圧縮等で詰め込みたい気持ちもわかるのですけどねw