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2012年08月12日

オデッセイ師実家ゲーム会

参加者:2名
プレイしたゲーム:数エーカーの雪(Treefrog、2戦)、アップフロント(AH/HJ)、鎮西軍記(SOLGER)

オデッセイ師のレポート
  • スーパーオデッセイのおもろい一日

    夏休みを利用して個人会。14時にJR山科駅前で合流。

    数エーカーの雪[A Few Acres of Snow]はフレンチ・インディアン戦争をテーマにしたデッキ構築型のウォーゲーム。形態としては非対称戦力と歴史的な配置をもつヒストリカルゲームだが、そのシステムはユーロゲームの傑作『ドミニオン』をベースにした既存のウォーゲームとは互換性のないエンジンを搭載している。2013年のSOLGER杯に向けての練習で、私は昨年末にえびさんに練習をつけてもらって以来の3回目、オデッセイ師は初プレイ。英仏両軍を入れ換えて2回プレイし、両軍の基本的な動きを確認した。
    私も初プレイのときはそうだったけど、既存のゲームとプレイ感が異なるので難しかったようだが、このゲームの面白さの一端には触れて貰えた模様。次の例会までに研究して再戦することにした。

    その後、夕食まで時間があったので、アップフロント[Up Front!]をプレイ。私がBGGで10点をつけている数少ないゲームのひとつたが、最近は類似のエンジンをもつCombat Commander: Europeばかりプレイしていたので、リクエストして持ってきてもらった。2007年にみねさんとプレイして以来の実戦。
    シナリオAは互いにかなりやり込んでいるので、シナリオBを、オデッセイ師(ドイツ)、AMI(アメリカ)で対戦。米軍は最初に地形がそれしかなかったので建物に配置したらその後しばらく動けなくなり、その間にドイツ軍は支班を建物に、主力を丘に展開。無理をして前進を試みるが丘の射撃力+1修整が地味に痛く撃ち負け。
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    続いて、シナリオCを、オデッセイ師(アメリカ、攻撃)、AMI(ドイツ、防御)で。火力部隊が米軍射撃グループに制圧されている間に、火炎放射器兵を含むグループにトーチカ接近を許し、ドイツ兵がフライにされて終わり。
    (陣営、攻撃防御はいずれもランダム)

    夕食をご馳走になった後、拙作『鎮西軍記』のメインシナリオ関白動座をプレイする。ゲームの詳細はこちらをどうぞ。ランダム引きでオデッセイ師が豊臣、私が島津。
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    これも4年振りだったので、自分で作ったゲームながらいろいろ細かいところを忘れていた。序盤、家久を豊後防衛に、義久と義弘を肥後に展開させる。秋月は前進防御をとったが、オデッセイ師の考案した究極の前進ほどではなく(意図的に避けたのではなく単に忘れていた)、第3ターンに原田と秋月が寝返り、一ツ戸城が開城。そして、これが結構大きなミスだったのだが、高良山に守備隊をまったく入れてなかったので第4ターンに力攻めで落城。第5ターン、波多と隈部が寝返り。この頃、豊後栂牟礼城が落城したが、これは包囲戦判定の修整ルール(指揮官クラスが籠城している場合、包囲判定の3が無効になる)の適用忘れだった。
    第6ターン、豊臣軍主力がいよいよ上陸。小代、城、宇土、甲斐が寝返り。6ターン終了時点でいい時間になったので中断。筑後猫尾城、肥後高瀬城、高森城、岩尾城、堅志田城、豊後大友館、鳥泉城が包囲中。
    セットアップを除いて大体3時間ちょっと。大型のシナリオとしてはいいペースで進んでる。
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    翌朝、第7ターンから再開。秀吉本人が上陸し、有馬、西郷、松浦が寝返る。高森、大友館、岩尾と続けざまに落城。第8ターン、秀吉が戦略上の要衝高良山に陣取り、その修整によって龍造寺、相良、宇都宮も寝返り、島津はいよいよ単体で最終防衛戦に臨むことに。第9ターンに薩摩と日向の連絡線が豊臣軍に封鎖され、義弘隊がかろうじて佐土原方面へ脱出に成功。義久は内城へ布陣。
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    第10ターンに士気低下した島津家久が1/2で成功する士気回復に3連続で失敗。これでカリカリ来て移動にもミスがあり、島津家久が完全に包囲されて次ターンに討ち死に。佐土原の義弘隊も秀吉、秀長、宇喜多という30戦力部隊の連続強襲には耐えられず、あと3ステージ持ちこたえるのは無理になったので投了。ここまで4時間とちょっと。トータルで全12ターン中11ターンを終えて7時間半程度か。
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    昼食は近くの定食屋さんで唐揚げ定食。ボリューム満点でした。

    自画自賛になるが、今回も面白くプレイ出来た。大規模なシナリオなので、野戦も籠城戦も楽しめるし、特に勝利条件設定のため最後は佐土原で豊臣主力と島津兄弟の叩き合いになるのが気に入っている。

    昼食後、アップフロントの復習プレイを再開。
    まずはシナリオD、オデッセイ師(ソ連、攻撃)、AMI(ドイツ、防御)。ドイツ軍は必死で逃げるが移動カードで優越するソ連軍に追い詰められる。自慢のLMGが早々に故障して破壊されてしまったのも痛かった。さらにA班が奪取しようとしたところ大河にはまり込み、3回連続渡河失敗という悪夢も。赤軍のASLが政治委員で、ソ連軍の損害4名のうち、3名が政治委員による粛正という笑えるシーンもあったのだが、このシナリオのソ連軍は18名編成と通常よりも大型だったのでさほど重大な損失とならずそのまま負け。
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    続いてシナリオE。オデッセイ師(ドイツ、攻撃)対AMI(アメリカ、防御)。いよいよAFVが登場。通常編成の防御側分隊で機関銃装備のハーフトラックに立ち向かわないといけない。ドイツ軍はハーフトラックでの射撃に適した異動カードをバンバン引いてきて射殺されて終了。
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    最後にシナリオF。オデッセイ師(ソ連、攻撃)対AMI(ドイツ、防御)。これもAFVが登場するがドイツ軍もパンツァーファウストを装備。しかし、それより大きいのがソ連のAFVがハーフトラックや装甲車でなく軽戦車のT-60であること。完全装甲室をもつ戦車系は視界が狭いため機関銃の火力が低い(有効性が低い)という設定のため、先のシナリオのようにはめちゃくちゃ撃たれなかった。しかも、今回はソ連軍のカード巡りが悪かったようで、強引に突撃してきたところで運良く射撃カードがたまっていたので崩壊させて勝利。5連敗しなくてよかったw
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    ここらでいい時間になったので、しばしクールダウンのあと、山科駅まで送ってもらい解散。
    ビッグゲームを含めて8ゲームという密度の濃い休日になりました。
  • posted by AMI at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 艦長私的記録
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