プレイされたゲーム:決戦!ア・バオア・クー(もりつちオリジナル)、ブルラン(タブレット)、コリアンウォー(タブレット)、ドニエプルを血に染めて(HJ)、ロシアンキャンペーン2(ジェドコ/国通)、ドイツ戦車軍団エルアラメイン(エポック/国通)、シミュレーション入門1バルジ(エポック)
他の参加者のレポート
和泉歴史(ゲーム)研究会
二ヶ月ぶりの和泉へ。
WEB公開されている機動戦士ガンダムのア・バオア・クー攻略戦ゲーム決戦!ア・バオア・クーを3人で対戦。和伊愛さんとひろさんが連邦軍を分担し、私が一人でジオン軍を担当。前回プレイしたときいい雰囲気だと思ったので、選択ルールは全アリで。
連邦軍はNフィールドに和伊愛さんの主力、Sフィールドにひろさんの支隊という布陣。
ジオン軍はNフィールドにザク、ムサイ、ドロスを、Sフィールドにゲルググ、リックドム、グワジンを配備。

(セットアップの写真を撮り忘れたので和伊愛さんに頂きました)
第1ターン、ジオン軍が先攻を取れたので、後々の後退距離を稼ぐために、連邦軍の主力であるGM、ボールが1回の移動で接敵できない距離を保ちながら戦線を押し上げる。連邦軍は側面に回り込まれることを嫌い、Wフィールド側盤端にへばりつく感じで側面を警戒しながら前進。Sフィールドはエリート部隊が一撃を浴びせた後徐々に後退。
序盤からミノスフスキー粒子の濃度は薄く、終始間合いを取るのに苦労させられるが、反面、衛星ミサイルを比較的自由に撃ち込めたので、マゼラン級を相次いで撃沈し、一時はサドンデスまであと2歩ぐらいまで近付いたが、潤沢な補充によってこれは防がれた。
3〜4ターンに連邦軍が連続してザビ家の内紛を引き、2〜3ターンにかけて実質連邦のトリプルムーブとなってNフィールド部隊が側面に大きく回り込んで連邦軍の戦線が連結、薄い側面部分が危機的状況になるが4ターン頭にジオンチットが出て命拾い。晴れていたので、このターンから登場のエルメスが割と活躍してくれた。
第5ターン、増援で登場したMA隊をこの側面の防衛に回すが、同じくこのターンから参戦したバニング大尉の不死身の第4小隊の活躍で一撃で撃破される。


5ターンラストから6ターンに実質連邦のダブルムーブとなり、Sフィールドに展開していたコアブースター隊が連続してドムの戦列を撃破、ジェラルド・サカイのエース部隊も除去される。Eフィールド側にも連邦軍Nフィールド部隊のパブリク隊が迂回攻撃を仕掛けるが、護衛を欠いていたためビグザムとヴァルヴァロでかろうじて食い止める。

第7ターン、連邦軍はアムロの増援を選択し、Sフィールド側Eよりに補充5ユニットと共に配置。ジオンもジョニー・ライデンのゲルググ等を配備して対抗。しかし、このターン、連邦軍チットが1枚しか出なかったため、アムロは濃密な対空砲火をひょいひょい避ける妙技を披露しただけで戦局に大きく寄与しないまま、最初の終了チェック(確率1/3)であっさり終了。前回に続きジオンの勝利となかったが、次のチットが連邦だったら戦線崩壊という局面が一再ならずあり、楽な勝利ではなかった。
対戦したお二人にも好感触を持っていただいたようで幸い。

Turn | チット | ミノ粉 | 連邦増援 | ジオン増援 |
1 | ジ−ジ連 | 5 | - | - |
2 | ジジ−連 | 4 | ガンキャノンA | 補充4 |
3 | −連連− | 3 | 補充4、ザビ内紛 | リックドムA |
4 | ジ−連− | 2 | 補充2、ザビ内紛 | 補充2、エルメスA |
5 | ジジ−連 | 6 | 補充4、GMカスタムA | ブラウブロA、ザクレロ |
6 | −−連ジ | 5 | 補充5、グレイファントム | ヴァルヴァロA、ビグザム |
7 | ジ連ジ− | 4 | 補充4、ガンダムAA | ゲルググA、ビグロA |
チット内訳は、ジオン10、連邦8、行動なし10。
普段よりギャラリーの注目度が高かった気がするが、やっぱりガンダム強し?w このゲームの存在自体は知っているという方もいたが、同人/DTPゲームに縁がない人にとってはやはりコンポーネント自作はハードルが高いようだ。今回の観戦をきっかけにプレイまで進んでくれる人が増えれば嬉しい。
※今回のプレイに使用したコンポーネントはツクダ銀英伝マップサイズに拡大した改造版になります。一部、史実では戦死しているキャラクターを別のパイロットに置き換えています(数値などゲームバランスに影響する部分は触っていません)。
中途半端に時間が余ったが、適当なゲームの持ち合わせがなかったので、和伊愛さんのタブレットでプレイできるウォーゲームアプリの「ブルラン」と「コリアンウォー」を対戦した。
ブルランは南北戦争序盤の第一次ブルラン会戦の会戦級。歩兵、騎兵、砲兵の区別があり、また、ひとつのヘックスで防御する場合でも、まんべんなく全面を守るパターンの他に特定のヘックスサイドに部隊を貼り付けて守るという方法を選択できる。グラフィックも凝っている。

コリアンウォーは朝鮮戦争全体をカバーしたキャンペーンゲーム。索敵がある以外はわりとオーソドックスな作戦級だが、中国の増援は戦況を評価して登場するとのことで、北朝鮮が有利に戦っているとまったく来てくれないこともあるらしい。こちらはグラフィックは21世紀のゲームと思えないほどチープw
どちらも課金していないと一定のターン数に達すると引き分けになってしまうようで、勝負は付かなかった。ゲーム会でわざわざ狭い画面でプレイするのはどうかと思うが、ボードを広げるスペースのない時や、今回のように時間が余った場合に輸送コストなしで取り出せる点では優れていると感じた。
両ゲームともコンピュータの特性を生かし、自軍の視界外のユニットは表示されず、戦場の霧が楽しめる(師団レベルの朝鮮戦争で隣接しないと敵の所在がまったく判らないのはやりすぎかもしれないけどw)。
決戦〜のシステム(逐次移動−戦闘で、かつ反撃があるので非手番中も離席できない)上、いつも以上に他の卓の様子はわかりません。写真は対戦終了後に撮った分だけです。



昼食は吉野屋。
タグ:決戦!ア・バオア・クー
非常に楽しかったです。
今年中にもう一戦やりたいですね。