プレイされたゲーム:魔弾の舞踏(SOLGER)、Defiant Russia (Avalanche Press)、宇宙戦艦ヤマト2199第5章死中活有(盆栽ゲームズ、2戦3ラウンド)、同第6章彼らは来た(盆栽ゲームズ、2戦)、進撃の大海人:壬申の乱(国通、ウォーゲーム日本史19号)、遣唐使の戦い(国通、ウォーゲーム日本史19号)
雨模様だったので久々に伊勢田駅まで乗り、徒歩時間を短縮して会場へ。
魔弾の舞踏は(TV版)魔法少女まどか☆マギカを題材にした魔法少女と魔女の戦いを再現する戦術級。放置中だったが、叛逆の物語を見て少し温度が上がったので、引っ張り出して、調整プレイ。チットの巡りが悪くマミさんがもぐもぐされてしまった。

午前中にみねさん、はるぜひさんが到着したが雑談モードのまま昼食へ。
いつもの久御山食堂。白ごはん派だが、きのこに惑わされてきのこご飯にした。
Defiant Russiaは小型のバルバロッサ作戦ゲーム。マップのぶっとい鉄道線表現から鉄道ゲームと誤解されるインパクトのあるグラフィックである。みねさん(ドイツ軍)、はるぜひさん(ロシア軍)で、一回目は開戦直後の攻撃がうまくいかず仕切直し。半日かけてほぼ最後まで言ったが、ドイツ軍が苦戦していた模様。

私は午後から来場したアルファーリンク提督と対戦することに。軽めのゲームがいいと言われたのでヤマト新作の死中活有から。2199シリーズの5作目で、ドメル将軍とゼーリック中央軍総監のガミラス艦隊が交代でヤマトと戦うゲーム。一回目は私がドメル、アルファーリンク氏がゼーリック。ヤマトが波動防壁のレベルを下げたタイミングで攻撃を集中、ドメル艦隊がヤマトを撃沈して大勝利。

(注:ルールではイラストの艦首が前と書いてありますが、以前のプレイで向きが判別しづらいと言われたので、文字を基準に上辺を「前」にしています。以下、5章の写真全部同じ)
続いて、七色星団の決戦を扱う彼らは来た。ヤマトの無念を晴らしたいとのことで、アルファーリンク氏がヤマト、私がドメル艦隊を担当。編成は戦艦が増強されたB編成。

かなり硬い編成のはずなのだが、ヤマトの砲撃練度がすざまじく、戦闘機を腹に抱えたまま三段空母が爆沈したのを皮切りに、装甲の厚い外でロール級も次から次へと撃沈される。こちらも適度にダメージを与え、特殊削岩弾命中までは行ったが、ヤマトを足止めできるだけの艦隊マーカーがなく、突破されて終了。

攻守を入れ替えて2戦目。今回もドメル艦隊はB編成。案の定、敵に回すとガイデロール級は硬い。空襲と砲撃戦で魚雷発射管が誘爆したのを皮切りにヤマトの砲塔群は次々と沈黙させられていく。しかし、ガイデロール級の放った一弾が破壊された副砲の破孔から飛び込んで波動エンジンを破壊、ヤマトは爆沈。設定上、ガミラス(ドメル)の敗北なのだが、勝った気がしない。しかし、みんな、あと一発ぐらいいけると攻撃してしまいヤマトを沈めるプレイヤーが多いのが困ったもの。

ここで気分を変えて進撃の大海人。謎のカナダ人ドナルド・ブース氏デザインで、アドテク/GJの「壬申の乱」よりは手軽にプレイできる。カードとアクション選択チットを使うが、サイコロなし。戦力未確認ユニットと行動選択の妙で変化をつけている。
ランダムでアルファーリンク提督が大海人皇子、私が大友皇子で開始。

一手目で動員してきたので、やり直しを提案、倭京陥落でスタート。動員イベントを使われ兵力が苦しくなったので、危険を承知で吉備兵を頼り当麻広島を参戦させる。大海人皇子が自ら箸墓に大軍を率いて居座ったので、近江の国での攻防になるが、伏兵を使われたり、官兵の戦意が低かったりで連戦連敗。第8ターンに大海人方は一気に勝負をつけるべく山桃で湖西路を急進して大津京が陥落。

しかし、結果として大友方の全軍が集結することになり、第9ターンに不破が陥落、桑名で決戦となる。頼みは吉備から連れてきた豪族兵だったが、開けてみたら戦力は1と0で敗北。大海人軍にも弱兵も混じっており、選択次第では勝機もあっただけに惜しい敗戦。

陣営を入れ換えて二戦目。倭京を落とし、戸籍イベントで兵力を増強。壱岐韓国の兵をイベントで減らし追い打ちを狙うが、大津の兵が南下してきてそれ以上前進できなくなる。カードを取得して戦闘態勢を整え、大友方は吉備兵を動員。宇治決戦で、吉備兵が弱体であることが判明したのに対し、大海人軍が精強で大津つ難波が分断された状況では反撃不能との判断により大友方降伏。

お互いほぼ初プレイの状態なので、まだまだ考える余地はあると思うが、一手一手が悩ましくプレイするのは楽しい好ゲームだが、現時点では大友方が苦しいという点で意見が一致。
その後、死中活有を再戦。陣営は今回はアルファーリンク氏がゼーリック、私がドメル。前半ドメル戦はイニシアチブの流れがイマイチでヤマトに突破を許す。後半ゼーリック戦。旗艦のゼルグートが比較的前の方に居たので、旗艦撃沈再びと狙いにいくがこれがまずかった。波動防壁の展開を読まれて砲塔が2つやられ、要所でイニシアチブを取られて旗艦にも逃げられ、いいところなくヤマト撃沈。

残り時間が少なったが、ロシア鉄道はまだ続いていたので、遣唐使の戦いを取り出す。ウォーゲーム日本史19号の第二付録として復活した幻のゲーム。アルファーリンク提督は初プレイとのこと。ヴァリアントルールは鑑真のみ採用。
ルールの説明を簡略化するため、とりあえず日本を担当してもらう。
1回目は新羅が動き出す前に使者一人が往復に成功し、2ターン目に道真で終了という必勝コンボ炸裂。

2回目は10ターンまでいったが、やはり日本優勢の状態で道真が出て終了。
陣営を入れ換えて3回目。今度は日本の使節がまったく唐に辿りつけず、0点のまま道真。
4回目、もう一度日本担当で。序盤を乗り切り、鑑真招来にも成功して日本はいい感じで折り返すが、水軍の活躍でじわじわ点数を下げられる。接戦になり最終ターン、辛抱強く刺客を隠して持っていた新羅が最後の使節を暗殺して逆転勝利。

興が乗って来たのでそのまま5回目。陣営はランダムで私が新羅。序盤に引いたカードが水軍3枚に道真カウンターの藤原とさんざんな攻勢。それでも中盤で白村江の戦いが起これば良かったのだが、影で暗闘を繰り返しながら白村江が出たのが第19ターン(おい)。長年訓練にあけてくれていた新羅水軍はその練度を発揮する機会なく+4で日本勝利。鑑真は航海中に病死。

なお、今回、第4航路の使用制限のルールを失念していたので、本来のルールよりも若干日本軍有利の設定になっていた。
というあたりでロシア鉄道も終わったので散開。
今回は終日軽めのゲームの繰り返しでしたが、アルファーリンク提督が終始楽しげにプレイしてくれたので、こちらも引き込まれて、黒星先行にもかかわらず満足度の高い対戦になりました。
個人的な都合により、私は夕食を辞退して一足先に帰還。
SOLGER忘年会と12月例会は参加します。
忘年会でお会いしましょう
ヒトラー暗殺
Fail Safe
進撃の大海人/遣唐使の戦い
プレイしたいゲームがあれば持ち込んでくださいね。
今回も参加者少な目だと思われるので、検討中の方も事前の参加表、プレイしたいゲームの表明推奨です。よろしくお願いします。