プレイされたゲーム:パシフィック・バトルズ: ノモンハン1939(WaW#32、DG)、F-16 ファイティングファルコン(エポック/国通、2戦)、珊瑚海キャンペーン(Bellica Third Generation/国通、2戦)、Combat Commander: Europe/Mediterranean (GMT)、コブラ作戦(SLGamer)、ロシアンキャンペーン2(Jedko/国通)、ぱんつぁー・ふぉー!(仮)(国通)、無慈悲な鉄槌(同人)、パーティジョイ銀河漂流バイファム(バンダイ)、ドイツ戦車軍団ハリコフ(エポック/国通)、進撃の大海人:壬申の乱(国通)、連合艦隊(バンダイ)、World Tank Battles (国通)、チラシ級ガザラ
他の参加者のレポート
土曜の午後から、和泉歴史(ゲーム)研究会を率いるさばげ隊長さん宅で行われた「犬鳴会」に参加して来ました。
かけつけの緒戦は、いちねんせいさん、INBさんと、国通からの再版が発表されたF-16ファイティングファルコン。INBさんは初めて、私も13年ぶりということで練習シナリオのMiG-15(2機)vsF-86(2機)から。INBさんと私がミグを1機づつ分担、いちねんせいさんがセイバー2機を担当。まだミサイルがないので機関砲で戦うのだが、ロシア製の37mm機関砲は性能が低い上に弾薬量も少ない。しかし、数少ないチャンスにINBさんが必殺のピンゾロを出して1機撃墜し、その後は数の優位を得た北の勝利。

続いて国通版で追加されるイラン・イラク戦争のシナリオ。パーレビ王朝の遺産であるF-14(2機)対MiG-23(4機)。今回もINBさんと私がミグを分担、いちねんせいさんがトムキャット。お互いに開発国でないためにミサイルの搭載数が性能限界よりも低く抑えられているが、それでもトムキャットは数少ない発展型RHで会敵直後にミグ1機を撃墜。それでも3対2の数の差でトムを追いかける。初期型のHSミサイルといえども機関砲と比べれば長大な射程と破壊力がある。劣勢を挽回できないままF-14は2機ともソ連製ミサイルの餌食となってしまった。本格的な接敵までにRHミサイルは撃ち尽くして数を減らさないと苦しいかな。

某A国の傭兵になって転戦する第88航空基地キャンペーンシナリオの登場が待たれますw
ノモンハンはWorld at War誌23号付録。TOROさん×ぐちーずさんの黄金カードなので、充実のバトルレポートが期待できるでしょう。とりあえず、私が目撃したのは日本軍が溶けて残り1ユニットになっていたところだ!
ランダムでどう転ぶかわからないシステムは興味深い。

珊瑚海キャンペーンは次のコマンドの付録予定ゲームのオリジナル版。隊長さんと中黒さんが対決していたが、気付いたら終わっていたので展開は中黒さんのところでチェックしてください。空母が沈んだーという悲鳴が聞こえていたような…
コブラ作戦はSLGamer10号の付録ゲーム。珊瑚海後に行われていました。連合軍の攻め方が難しいようです。

その後、隊長さんのハンドル名の由来であるサバイバルゲームの装備披露会が始まる。私はその道は辿らなかったのですが、ウォーゲーマーには兼業の人も多いのでひとしきり話に花が咲きました。
その後、メンバー交代して、私はTOROさんとコンバットコマンダーを。TOROさんが初プレイなので、ベーシックなシナリオがよかったのだが、西方戦役モードで米ソ軍抜き状態だったので、地中海からシナリオ18をプレイ。フランス軍仕様で捨て札能力1枚のユーゴ軍を私が受け持ち、TOROさんにドイツ軍を担当してもらう。いきなり砲兵持ちだが、逆にこれでCC:Eのコアルールはほぼ理解してもらえるかと。

序盤、移動したドイツ軍を混乱させて敗走させる酷いオープニング。割り当てられた目標チットが3番の建物だったので、ここに秘密配置の部隊の半分を込める。こいつらがかなり粘って時間を稼いでくれたが、最終的には大火力グループを形成し、とどめに白兵戦を仕掛けてきたドイツ軍の前に陥落。その後、マップを分断する大河に掛かる橋を巡る攻防に。石橋の守備隊も排除され、後詰めを送り込んで耐えるというあたりで時間切れ。

間に夕食を挟んだりしたので、TOROさんが宿に向かわれる時間までに決着を付けることはできなかったものの、ゲーム自体は気に入って戴けたようなので何より。サドンデスゾーンに突っ込んでたので一応ユーゴ側が優勢だったが、除去されたユニット数が多く、降伏まで残り3だったので、流れ次第でドイツ軍にもチャンスはまだあったと思う。
形勢は優位に進められたものの、捨て札1枚はやはり苦しい…。
ロシアンキャンペーン2は麦さんとINBさんが対戦されていました。麦さんのドイツ軍がモスクワに1:1攻撃を仕掛けるところまで迫ったものの、武運つたなくタイフーンに失敗、投了されていたようです。

仮称ぱんつぁー・ふぉー!は先日、発表されたガルパンの公式ボードゲームのテストプレイ。夕食後、私はCCの続きに入ったのでちらっとしか見られなかったのだが、ぐちーずさんvs隊長さん一家の間で、和泉会と山科会のどちらが傘下に入るかの抗争が繰り広げられていました。詳細は、ぐちーずさんのブログ更新に乞うご期待!!

(ゲーム中の写真は撮影し損ねたのでいただいたチラシを)
ゲームの写真はぐちーずさんのついーとで見てください
INBさん、いちねんさんも先に帰宅され、残った面子で雑談というかぐちーずさんの演説フェイズの後、同人カードゲーム「無慈悲な鉄槌」を意識のあった4人で。某国のえらい人になって関係諸国を挑発するけど、調子に乗りすぎるとお仕置きされるよ。やりたいことはわかるんだけど、6ニム未経験者にはちとプレイ感覚が掴みづらいんじゃないかと思った。そこそこ調子よくカードを処理できていたのだが、それ以上に順調だった麦さんの勝利。

さらに、中黒さんがパーティジョイ銀河漂流バイファムのルールを読み始めたので、軽くやってみますかと声をかけたところ、いきなりジェイナス号でケイトさんと13人の少年少女は宇宙を漂流するキャンペーンゲームが始まりました。さて、この頃のロボットアニメでは定番の設定ですが、主人公たちはたまたまロボットに乗るようになっただけの素人で、搭乗するRVもガンダムのように超絶強い化け物ではない。条件は五分どころか、性能の微妙な差で宇宙戦では異星人側が優越する始末。しかし、深く考えずに戦略マップでの移動速度を優先した結果、前半の戦闘はいずれも宇宙戦となり3連敗。

必敗というほど戦力差があるわけではないのだが、ここぞという攻撃でのカードの引きの差がひどかった。4戦目は半ばお情けで異星人側が惑星で待ち伏せしてくれたが、この最後の地上戦でもジェイナス側は敗北。

ほうほうの体で地球に辿り着くことはできたものの、損害が大きく敗北した。

このゲーム、パーティジョイというお手軽ゲームシリーズの皮をかぶりながら、中身はキャンペーンシナ
というあたりでいい時間になったので就寝。
朝方、TOROさん到着。無慈悲なハリコフが始まる。詳しくは当事者のTOROさんのブログを乞うご期待。

私は中黒さんに「進撃の大海人:壬申の乱」で揉んで貰う。希望して大友皇子を担当。選択ルール全有りの方がお勧めとのことだったので、それで。序盤、標準ルールとの違いに戸惑う中、大和豪族の動員とかで倭京が3兵になったので、倭京攻めは断念。その上、湖西ルートを制圧され、大津京が脅かされる。苦闘の末、一時は不破を脅かす形勢にもなったが、的確な機動で対応され、一歩及ばず。

たしかに、若干手間は増すものの、選択ルールはアリでやった方がいい感じでした。
その後、中黒さんの備蓄物資のバンダイの連合艦隊が出てきたので、対戦をお願いする。一説には、日本で一番売れたという伝説もあるゲームである。連合艦隊を指揮してアメリカ太平洋艦隊と雌雄を決する海戦キャンペーンと聞いて胸躍らずにいられようか。史実に基づいたシナリオもあるが、漢はやはりキャンペーンでしょう。
希望して私が日本軍を選ばせて貰った。インド洋はオミットされており、(真珠湾とマレー沖海戦は終わっているので)イギリス東洋艦隊は影も形もなく日米の一騎討ちである。

第一海戦、日本軍は戦艦10、空母4、駆逐艦1の艦隊でミッドウェイ攻略に挑む。対する米軍は真珠湾のあとで使える戦艦がなく、空母基幹の編成。戦艦と空母艦載機は共に5戦力だが、戦艦は隣接ヘックスしか攻撃できず、艦載機は足は長いものの一度投弾すると着艦するまで1戦力に下がる。

戦闘はコマの戦力とカードの数値を比較して、差が0なら相打ち、1〜2なら退却、3以上なら撃沈である。カードの数値が均一ではなく、米軍有利になっているなど、米国の工業力や補給力もきちんと盛り込まれている。
米艦隊に数値の低い巡洋艦や駆逐艦が多かったこともあり、空母2隻、巡洋艦5隻、駆逐艦2隻を沈める大戦果を上げるが、空母蒼龍と戦艦霧島、駆逐艦1戦隊が失われてしまった。
第二海戦、今度は日本軍はギルバートから攻める。この戦いは油断した(間合いを測ね損なった)日本の空母が先制攻撃を喰らって正規空母加賀、飛龍、瑞鶴が攻撃隊を出す前に轟沈するというミッドウェイのような展開となってしまった。他に戦艦4隻を喪失。日本軍も空母3、戦艦2、巡洋艦3、駆逐艦1を沈めたものの、空母が積んでいた艦載機の失点が痛く敗北。
第三海戦、日本軍はソロモン諸島沖で戦艦大和、武蔵を旗艦とする決戦艦隊で迎え撃つ。噂では米軍には空母13ユニットが追加されたという。しかし、米軍の攻撃も激しく、我が軍の補給が滞る(いいカードがあまり来なかった)。日本軍は長門、陸奥を含む戦艦4隻を含む8隻と1航空隊、米軍が戦艦6隻を含む8隻を失うという大消耗戦となったが、わずかに米軍の戦果の方が大きく痛恨の連敗。

第四海戦。大和、武蔵は無傷だが、それに続く戦艦は扶桑ただ1隻である。信濃、大鳳などの新型空母が就役するものの、空母は防御力が低いので護衛が必須である。しかし、今回も補給が苦しい・・・といった辺りで、TOROさんご帰還の時間になったので、遠方組は合わせてお暇することにして中断終了。

いろいろと噂だけは聞いてきた連合艦隊だが、正直プレイしたらこれは燃えるわ。確かにシミュレーションとしてはどうかと思うし若い頃にプレイしていたら貶していたことは想像に難くないが、今となってはウォーゲームとしてはアリだわ、これ。すごく良い経験をさせて頂きました。
ワールドタンクバトルズは以前販売されていた戦車フィギュアワールドタンクミュージアムとコラボした戦車戦ゲーム。ぱんつぁーふぉー!のテストプレイキットはいちねんせいさんが持って帰られたため、ハリコフ終了後はその源流というべきこれが隊長さん、麦さん、ぐちーずさん、TOROさんの4人でプレイされていました。

自動車でJRの駅まで送ってもらい、ぐちーずさん、TOROさんと共に阪和線で北上。私は新今宮でお別れしてなんば経由で帰りました。
会場を提供してくださったさばげ隊長さんご一家、手料理を振る舞ってくださった中黒さん、対戦してくれたみなさん、そして、西国にまでお土産の心配りをしてくださったたかさわさん、ありがとうございました。

なお、地元勢は珊瑚海キャンペーン第二戦に雪崩れ込んでいたようです。
確かジェイナス号の防御力を削って地球側RVの修理をするルールでしたっけ?
学生の頃持っており当時モデラーの端くれだったのでRVフィギュアに着色までしましたw
自分は確かバイファム7号機とケンツの8号機に分けて着色、モデラー中間は劇中でスコットの乗った訓練用の黄色塗装のバイファムに着色していて「やられた!」と感心した覚えがありますw
でも、いつの間にか手元から消えてしまって
今になって凄く惜しい事をしたと悔やんでいますw