
連合艦隊は太平洋戦争における日米両国の海軍作戦を扱っている。陸軍や基地航空隊は省略されているが、キャンペーンシナリオでは海戦の勝敗によって戦場が移動していくことで基地攻略が表現されている。

1ユニットは主力艦1隻で、能力値は移動力と戦闘力の2つ。空母の戦闘力は搭載力も表す。艦載機は戦艦と火力が同等で、間合いもあるが、一度攻撃すると戦闘力が下がるので、総合的には戦艦の方が使い勝手がいい感じ。

戦闘の解決はユニットの戦力と手札から出すカードの数値との合計を比較する戦力差方式。結果は相打ち、退却、撃沈の3種類(選択ルールでは損傷もあるが、損傷状態の表示が若干めんどう)。カードの山は国別となっており、米軍の兵站能力の優越も盛り込まれている。
史実通りの編成で戦うシナリオもあるが、キャンペーンゲームでは、プレイヤーが自由に(10〜15隻の範囲で)艦隊を編成して、海戦を繰り返すことができる。
正直なところ、大方のウォーゲーマーが期待するような「シミュレーションゲーム」ではない。しかし、日本列島とアメリカ西海岸の間で当時の連合艦隊司令長官や太平洋艦隊司令長官となって敵海軍と雌雄を決する戦いができるという点でこれだけワクワクさせてくれるゲームもなかなかない。
好みに合わないゲームなら1回プレイしておなか一杯になるのだが、このゲームはまだ何回かチャレンジしたいと思わせてくれるだけのパフォーマンスはあった。
たまたま良いゲームに当たっているだけかもしれないが、バンダイのゲームに対する評価がまた上がった。
タグ:連合艦隊
当時対戦相手がいなかったので
弟たちと毎日遊んでました。
懐かしいゲームです。
うちは最初に買ったのが日露戦争だったのでほとんど相手にしてもらえませんでしたw