プレイされたゲーム:Victory at Sea (国通、6戦)、ウクライナ44(国通)、Mr. Madison's War(GMT)、Combat Commander: Mediterranean (GMT)、ハガキのゲティスバーグ戦役(国通、2戦)、独ソ電撃戦(エポック/国通)、遣唐使の戦い(翔企画/国通)、Hannnibal: Rome vs Carthage (AH/Valley)、ソフィン戦争のゲーム(テストプレイ)、古代地中海のゲーム(テストプレイ)他
他の参加者のレポート
Victory at Sea(大西洋戦争)は中黒さんが十番勝負として朝から繰り返しプレイされていました。詳細は上のリンクから。私もたまにやりたいと思うのですが、他に積んでるゲームが多くてなかなか届きません(まともに写ってる写真がなかった・・・)。
Mr. Madison's Warは米英戦争(War of 1812)の全期間を扱うCDSゲーム。マップはカナダ戦線のみながら、イベントには大西洋の海軍作戦やイギリスのワシントン占領なども含まれる。ランダムで私がイギリス、わむさんがアメリカを担当。

1812年前半、宣戦布告はアメリカが引いた。ゲームは開戦直前から始まり、準備が整わないまま始まった戦争を再現している。初手がとれたので増強される前に「マキナック砦の奇襲」を撃ち込み、ヒューロン湖畔の砦を強奪。その後は、「湖上艦船」イベントや艦船の出撃など湖の支配を重視。対するアメリカは海軍が充分ではため、デトロイトやバッファローに戦力を集め、「ヴァン・レンセラーの奇襲成功」でエリー砦を奪取してくる。
1812年後半、「ロイヤル・ジョージの脱出」でオンタリオ湖のコルベットを1隻除去され、制海権を失う。海戦は大敗すると再起不能級のダメージを受けるので、戦力の再整備ができるまで反撃は禁物。1812年中は陸軍は大きな動きはできなかったが、敵の海軍力を削ぎ、+4VPで終えた。

1813年前半、シャンプレーン湖の西岸を南下するがタイコンデロガの戦いで敗れ、以後、海軍の増強に努める。
1813年後半、「ジョージ・ゴードン・ドラモンド」でドラモンド将軍を前進させ、エリー砦を奪還。その後、ジョージ砦を一時的に放棄するが奪還に成功。エリー湖の支配は奪われ、アッパーカナダへの補給線を切断されたものの、1813年も+5VPで乗り切る。

1814年前半、オンタリオ湖で両軍の制海権争いが繰り広げられるが最終的に英軍が優位に立った。しかし、アメリカ陸軍はシャンプレーン湖戦線で反撃に出て、我が軍は大いに後退させられる。カードのやり繰りが厳しく、ナポレオンの退位をイベントとして撃てなかった。
1814年後半、ゲーム終了イベントであるガン条約を引いてしまった。終了タイミングを支配できるのはいいのだが、宣戦布告と同様、何も行動ができないカードなので、一手浮かした状態で優勢を維持しなければならない。しかし、「小規模作戦」、「戦役」など有効な移動系カードが引けたこともあり、最終的に米領土に部隊を浸透させてVPを稼ぎ、アメリカ軍の反撃を食い止めて+5点で逃げ切り。

陸軍と湖上海軍に加え、他の戦線(VPカード)もあり、何をすればいいのか悩ましく楽しいゲームだった。西部戦線に送り込んで身動きがとれなくなってしまい、ブロック将軍とテカムセを盤上で活用できなかったのは残念だが、結果的にはマルデン砦を最後まで維持できたし、軍事的には無意味ではなかった。
今回は初プレイだったので約4時間かかったが、実質6ターンしかないので熟練すればもう少し短縮できそう。
コンバットコマンダーは地中海から「Little Stalingrad」。イタリア戦線でカナダ軍とドイツ軍降下猟兵の市街戦。ランダムで、わむさんがカナダ軍(英連邦)、私がドイツ軍を担当。任務は両軍偵察だが、勝利バランス的には初期支配チットが4−1で、ドイツ軍が守備側。

序盤、ドイツ軍は右翼に重機関銃部隊を露出させ、銃撃戦を挑むが、カナダ軍の肉迫攻撃にたまらず後退。増援が2回出せたが、SSと徴集兵でパンチ力に欠けた。
カナダ軍は積極果敢に白兵戦を仕掛けてきて、これが上手い具合に決まる。途中で戦略目標5=10点が出て多少息を吹き返したものの、ここも肉迫攻撃で奪取され、ゲームセット。

カナダ軍の特別ルールを考えれば距離をとって戦うべきなのだが、市街戦マップと配置が近くて縦深が浅く、終始苦しい戦いだったが、面白い設定のシナリオではあった。
その後、時間が中途半端だったので、ハガキのゲティスバーグ戦役を2回。1回目は北軍を担当、最初に後ろから1部隊回すのを忘れたため、1軍団除去したものの、いいように動き回られ敗戦。2回目は南軍を担当、早々に包囲されてしまい終了。

最後に遣唐使の戦いを一回。わむさんが初プレイとのことだったので、例によって日本を担当していただく。序盤に白村江の戦いが出たので、これは楽な展開かと思ったが、妨害チットがまったく命中しない。結構能力の高いのも出たのだが、ことごとくスカで日本軍がたまに移動判定で自滅するぐらい。玄宗皇帝はうまく仲麻呂に抱きつくことができたものの、新羅が負けている情勢ではゲーム的な意味はなく、最後までいったが、日本の圧勝。

他の卓でプレイされていたゲーム



その後、サイゼリヤで忘年会にも参加。なぜか、ザ・黒幕(翔企画)に興味のある人が多く、一月にプレイすることに!