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2014年02月11日

KMTさん宅ゲーム会 2014年2月8-9日

参加者:2名(+会食参加1名)
プレイしたゲーム:Carthage: The First Punic War

KMTさんのレポート
  • OPEN DICE ROLL

    本日は古代作戦級Ancient Worldシリーズ最長の第一次ポエニ戦争シナリオをプレイするためKMTさん宅へ。数日前から雪の予報が出ており、奈良でも前夜から雪模様だったが、朝には雨になっており車や家の屋根に積もっている程度。電車は問題なく動いていた。しかし、進むにつれて雪はどんどん激しくなっていく。近鉄と名古屋市営地下鉄と名鉄を乗り継いで降り立った小牧駅はみっしり雪に覆われていた。足下が悪かったので後で写真を撮ろうと思って結局雪の写真は1枚も撮らなかったw

    合流して中華屋で昼食後、セットアップ開始。
    KMTさんが共和政ローマ、私がカルタゴを担当。

    紀元前264年、カルタゴの同盟国であるシラクサの僭主ヒエロが、当時シチリア島で暴れていたローマの同盟国(?)マメルティニ(マルスの子らを名乗る傭兵崩れ集団)が立て籠もるメッサナを包囲したことで後世ポエニ戦争と呼ばれるカルタゴとローマとの戦争の火蓋が切って落とされた。
    序盤、チットの流れがよく、メッサナ海峡をカルタゴ艦隊が封鎖したこともあり、ローマの援軍が間に合わない。サムニウム水兵の叛乱でローマ海軍の練度が下がる。
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    紀元前263年にシラクサの僭主ヒエロンの策略によりメッサナは陥落、マメルティニは滅亡する。遅れてメッサナに上陸した前執政官Cn.Cornelius(2-6-C、40戦力)に対し、ハンノ・ハミルカル(2-5-C、20戦力)が迎撃、総修整-1と攻撃側わずかに不利だったが、結果は10/15(攻撃側/防御側の損害割合(%)。原則として割合で損害を受けるので大軍で攻撃すると勝っても大きな損傷を受けることがある)で痛み分けに終わった。神託は熱狂的海軍建造で折良くカルタゴ艦隊が大量就役した。

    Ancient Worldシリーズは概ねひとつの戦争全体を扱っているが、プレイヤーはあくまで軍司令官であり、国家戦略は議会(ダイス判定)が握っている。カルタゴの場合、議会の与党家系と総司令官の家系、そして盤上の種々の情勢によって4段階の戦争に対する国家の態度があり、ゲーム開始時は最低の慎重である。メッサナを陥落させ、また、シラクサとの同盟が維持できているということは、シチリア情勢はカルタゴにとって優勢であり、当然ながらカルタゴ元老院は新たな兵力の投入と言った商人にとっては利益のない提案には一切耳を貸さなかった。
    この事情はローマも同様で、無限の動員力を持つ反面、複雑な官職任官システムと元老院への陳情を使いこなさなければならない。

    紀元前262年、ローマは第二執政官軍(執政官軍はローマ軍の編成単位。2個軍団(レギオン)に相当し、執政官か前執政官が指揮権を持つ)を引き継いだ前執政官N.Fabius(2-5-C、36戦力)がハンノ・ハミルカルのカルタゴ軍を攻撃するもシラクサ軍との合流に成功し(計40戦力)、攻撃修整-2となり20/5と大敗した。マル神への儀式によりローマ執政官がローマに拘束された。

    紀元前261年、カルタゴ軍が援軍回収のために散開した隙を付き前執政官N.Fabiusの執政官軍(21戦力)はメッサナの包囲を開始するが、海上輸送でメッサナに舞い戻ったハンノ・ハミルカル(35戦力)は市内から出撃してこれを撃破(15/25)。シチリアでシクリ族が蜂起。
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    紀元前260年、シチリアで第干魃が起こるが大きな作戦が行われなかったので影響なし。

    前259年、新編制された前執政官M.Aemiliusの第三執政官軍(2-6-C、41戦力)がシチリアに上陸、ハンノ・ハミルカル(2-5-C、24戦力)を攻撃するも-5の不利となり、25/10で敗北。熱狂的海軍建造でローマ海軍が大量就役。

    前258年、タウロメニウムがヒエロの工作による内応で陥落し、P.Servilius(2-6-C)が戦死する。この年、ローマの動員は7個軍団に達し、新編成の第4執政官軍は地方執政官(当時のローマの執政官は同格で2人だが、ゲーム上はイタリア担当のローマ執政官と外征担当の地方執政官に分けられている)Q.Mamiliusの指揮下コルシカに上陸した。タルクィーニでファリスキ族が蜂起し第5軍団が鎮圧に派遣された。

    前257年、前執政官M.Aemilius(2-6-C)により、またもメッサナが包囲されるが、ハンノ・ハミルカル(21戦力)が市内から出撃し、包囲で戦力の減ったローマ軍(28戦力)を撃破した(5/30)。ローマはこの大敗に対して、この戦争で初めてとなる独裁官P.Claudius(2-5-E)を選出。ローマ執政官C.Sulpicius(2-6-C、41戦力)が自ら率いる第一執政官軍がハンノ・ハミルカルを(20戦力)を破った(10/20)との報に接し、独裁官クラウディウスはローマに留まり、騎兵長官C.Aurelius(2-6-C)をコルシカに派遣して第4執政官軍を督戦させ、コルシカを平定した。アフリカで豊作。
    140208c.jpg

    ここまでで第1日終了。セットアップ混み約8時間で8ターンですかねぇ。

    紀元前257年終了時の両軍戦力
    カルタゴ陸軍
    第一軍(在シチリア) 歩兵10戦力、騎兵6戦力、(5戦力補充可能)、総司令官Hanno Hml(2-5-C)
    第二軍(在カルタゴ) 歩兵22戦力、騎兵5戦力、司令官Han Gisgo(2-5-D)

    海軍9個艦隊 合計37個戦隊

    シラクサ
    陸軍
    第一軍(在シチリア) 歩兵8戦力、騎兵5戦力、総司令官Hiero(1-7-C)直率
    海軍1個艦隊 合計2個戦隊

    ローマ陸軍
    第一執政官軍 歩兵30戦力、騎兵6戦力 ローマ執政官C.Sulpicius(2-6-C)
    第三執政官軍 歩兵15戦力、騎兵4戦力 地方執政官M.Aemilius(2-6-C)
    第四執政官軍 歩兵26戦力、騎兵8戦力 前執政官A.Atilius(2-7-B)、騎兵長官C.Aurelius(2-6-C)
    第五軍団(在イタリア、ベテラン) 歩兵16戦力、騎兵4戦力 法務官L.Caecilius(2-6-C)

    海軍3個艦隊 合計22個戦隊

    ローマの戦力が充実してきたのに対し、カルタゴ元老院は相変わらずの慎重姿勢で為す術なし。最重要拠点のシチリアを失う訳にもいかないので、コルシカ、サルディニア戦線の手当は海軍を迎撃に送る程度しかできなかった。

    翌朝、ガストで朝食。コーヒーとスープ飲み放題で居心地がよくついつい長居してしまった。朝10時頃からプレイ再開。

    紀元前256年、第三艦隊司令官の任に当たっていた地方執政官に選ばれたL.Manlius(2-6-C)が病に倒れ、代理執政官としてL.Postumius(2-6-C)が選ばれた。ローマ軍はサルディニアの平定に取りかかる。シチリア戦線は大きな動きは無し。毎年跳梁を続けるカルタゴ海軍のイタリア沿岸襲撃に対して、遂にローマ海軍の反撃が始まる。ロクリ沖海戦はカルタゴ海軍にとって最初の敗北となった。

    紀元前255年、二重のミスでカルタゴはシラクサとの同盟を失う。タウロメニウムの会戦でHiero(1-7-C、11戦力)は単独で前執政官M.Fabius(1-6-E、34戦力)に20/30で敗北(防御側なので自動的に全軍で防御できるのだが、なぜか共同作戦が必要だと思いこんでいた)。ハンノ・ハミルカル(25戦力)は28戦力に低下していたM.Fabiusをタウロメニウム郊外で攻撃、修整+11で10/30と大破したが後の祭り。この年、前執政官C.Lutatius(2-6-C)率いるローマ海軍15戦隊が海難事故により全滅。全般的にはローマ軍の損害が大きい年となったが、シラクサの寝返りはそれを補って余りある前進となった。この年、地中海は例年にない荒天だったがそもそも外洋ヘックスを移動する機会はほとんどなく影響は受けなかった。

    昼頃、YENさんが到着。3人で釜飯屋へ。釜飯単品で900円ぐらいからとしっかりした値段だが美味でした。

    前254年、先年のシラクサの離叛が失点となったのか、開戦後初めてバルカ党がカルタゴ議会の主導権を握るが軍の要職をマゴ党が独占している現状ではマイナスでしかなかった。結果、この年も議会派静観を決定。レオンティにでハンノ・ハミルカル(2-5-C、21戦力)が地方執政官C.Sulpicius(2-6-C、19戦力)を破る(+3で5/20)。ヌミディアで不穏の噂が立ったが、カルタゴがヌミディアに進出していなかったので影響なし。

    前253年、ローマ軍の前執政官M.Otacilius(2-6-D)はメッサナを包囲するも守備隊が艦隊から補給を受けて固く守ったのに対し、大きな損耗を出してしまう。12戦力まで低下していた彼の第3執政官軍はハンノ・ハミルカル(18戦力)の攻撃で大敗(+7で5/20)。またもヌミディアで不穏の噂。

    紀元前252年、ローマは第3執政官軍も解散し3個軍団まで動員を減らすが、元老院は新軍団の編制を却下した。ファリスキ族が再び蜂起し、ローマは再び鎮圧に乗り出す。一方のカルタゴ議会も沈黙したまま。前執政官Q.Cardicius(1-4-E)率いる2個戦隊のローマ海軍がアフリカ沿岸の襲撃を目指して出航するもシチリア西岸沖でカルタゴ艦隊に捕捉されて全滅、Q.Cardiciusも戦死した。海戦で全滅すると司令官は自動的に死ぬため、襲撃に成功すればカルタゴの動員力が下がる、失敗しても海軍は簡単に再建できるし無能な人材が死ぬというローマのブラック国家作戦であった。
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    16時過ぎで中断。全24ターン中13ターン終えて続きは次の機会に。

    お互いVPのことまで考えずにやってきたが(カルタゴ側はとにかく動かせる軍がないので考えようもないのが実情)、中断時点でのVPの仮計算では、ローマがコルシカ(4)、サルディニア(7)、サルドウム海(2)を支配して13点、カルタゴがアフリカ沿岸(3)を支配して3点。

    今後の展開はまだまったく不明といっても良いだろう。両国の元老院がどう動くかがすべてを握っているとも言える。

    カルタゴの反省点としては、ゲーム的な操作になるが海軍の人事を恣意的に操作して、3-6-BのCarthaloを発掘すべきだったのかもしれない。ただ、毎ターン目先の処理に追われて正直そこまでの余裕がなかった。個人が決断できる量は減ってしまうが、この規模のシナリオになると一陣営2人ぐらい配した方がスムースな運営ができるのかも? 人為的なミスが混じる方が面白くはあるんだけど、難しいところ。

    結構疲れていたので、帰りは贅沢してアーバンのデラックス席で帰宅。一人移動のときは1列座席がありがたいです。
    タグ:Ancient World
  • posted by AMI at 22:03| Comment(1) | TrackBack(0) | 遠征日誌
    この記事へのコメント
    あーもう一個ミスってた。なんで、ガリア海峡に海軍1戦隊置いておかなかったんだろう。LAM1〜2枚は時間稼げたのに
    Posted by AMI at 2014年02月15日 02:11
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